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新宿3丁目の銅鑼にて、日曜日昼間、なんとノーチャージ・持ち込み自由で、僕と遠藤さんの2ギターのライブを行います。予定ではたぶん月例になるそうです。
この企画ライブの初回のこの日、素晴らしいクラリネット奏者の白石幸司さんが加わってくださる予定です。僕は初めてお手合わせをするので楽しみです。
13時から対バン有りで2回ステージの予定です。
・白石幸司 (clarinet)
・遠藤昭浩 (guitar)
・長谷川光 (guitar)
遠藤さんとはNew Orleans Crawfishや新宿アコギの会で一緒ですが、このライブはふたりともマカフェリギターを弾く予定です。ギターはジプシージャズに限りなく近いイディオムでの演奏を行いますが、欧米ではぼちぼち新しいトラッドジャズの形態としてこのような編成が認知されつつあります。
初物をご覧にいらっしゃいませんか?
「オレ(アタシ)はあのバンドの最初のライブを見た」ということで、記念になると思います。
場所は新宿三丁目銅鑼です。13時から対バン有りで2回ステージの予定です。また、なんとチャージ無料で、飲食は持ち込み自由です。(缶ビールのみお店の中でも買えます。)
「Western Swingの始まりについて」
Wikiや昔からある文献でほぼその命題について解答を得ることができます。そもそもSwingという言葉をスラングではなく一般の音楽用語として使うようになったのは、Duke EllingtonがIt Don’t Mean a Thing (If It Ain’t Got That Swing)をヒットさせてからのこととされています。つまり、Western Swingは1932年以降にできたことになります。
一般にこの命題の正解とされているのは、1932年2月9日録音のFort Worth Doughboys名義の2曲です。Milton BrownとBob WillsというWestern Swing界の両巨頭が一緒に演奏している録音ですし、演奏自体もその後のWestern Swingのイディオムにそったものとなっています。
7月7日に予定されていた新宿アコギの会の新宿三丁目銅鑼でのライブがお店の都合で中止になり約一ヶ月押して、本年4回目銅鑼ライブを行います。
場所は新宿三丁目銅鑼です。13時から対バン有りで2回ステージの予定です。また、なんとチャージ無料で、飲食は持ち込み自由です。(缶ビールのみお店の中でも買えます。)
「ジプシージャズのスケール」とか「ジプシージャズの音階」というキーワードで検索して、このサイトや僕の別サイトを見られる人が多いようです。
スケール(scale)は日本語では「音階」と呼ばれますが、ある音を基準にして、そこから一定の規則で音を順に並べたものということになっているようです。通常、ジャズやポップスで使われているスケールは1オクターブ内で作られていて、たとえばCメジャースケールなら、ド~上のドまでの1オクターブの間に規則的に音を並べています。
ジャズでは、キーや特定のコード進行で使うスケールが様式化・理論化されていて、多種スケールと楽器ごとにその弾き方を覚えれば、ジャズ的な演奏がある程度行えるようです。
しかし、残念ながらジプシージャズ(あるいはジャズマヌーシュ)においては、ジャズ的なスケールの様式化はありません。ジプシージャズ独特のスケールも無いことは無いのですが、様式としてスケールを主体に演奏することはほとんどありません。テーマ〜アドリブ〜テーマで構成されるジャズ的な演奏であることは間違い有りませんが、ギターはスケールでは無くアルペジオ主体で演奏されます。アルペジオ、つまり分散和音はドミソの三声だけではなく、いくつかのテンションの加わった五声程度のアルペジオであることが多いですが、それはまた別稿で書きたいと思います。(もしかして、このアルペジオをスケールと呼んでますか?)
結論ですが、ジプシージャズのスケールを調べることにやっきになっているアナタ、時間の無駄ですよ。
実は、ジプシージャズのギター演奏で肝心なのは、スケールやアルペジオではなく、音の出し方、つまりピッキングなんですね。
続きはまた別稿で。