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松も取れましたが、家から出ない新年一週間が過ぎ、そろそろ日常を取り戻そうと、駄文一筆啓上申し上げます。喪中以外の方には新年のお喜びを申し上げ、喪中の方には寒中のお見舞いを申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は、僕にとって大学40年生という節目の年です。何故節目かというと、その時に知り合った仲間や諸先輩のお陰で、高校時代には予想もしなかったその後の人生を送ることができたからです。いや、その後の人生が光り輝く素晴らしいものでは無く、逆にかなりせこい人生を送ったことは自覚していますが、何にしろ40年前が若干18歳でのターニングポイントでした。
20年位前から懇意にしていただいていた、ギター&ボーカルの谷口さんに、10年前に誘われて、長野市のブルーグラスのイベントに遊びに行ったのが事の始まりで、そこでは、新潟の上越から来ていたフィドルの佐藤くんと一緒に演奏しました。その佐藤くんの招聘で上越市のコンサートに出演しました。すぐに佐藤くんが上越赴任から勤務が新潟市に戻り、新潟で年2回開催されているジャズストリートに毎年出演するようになりました。その頃からのバンド名は「谷やん&も〜やん」です。も〜やんは拙宅で飼っていた大きな猫の名前です。
紆余曲折はそんなにありませんが、数年前に長谷川がフィールドワークで再発見したマンドリンの亀井くん(学校は違うけど、長谷川と同期で同志社大学の世襲バンドで活躍)が参加、諸事情で音楽活動をお休みしていた旧知のベース弾き・黒川くんを誘って、本格的なブルーグラスバンド・スタイルでの演奏ができるようになりました。
しかしながら、演奏場所を新潟県内に限定した9年間でした。佐藤くんが転勤でバンドをフェイドアウトしたのを機に、バンド名を「The Reflection」に改め、首都圏の4人でリハを重ねました。そして、なんと結成10年にして初めて東京でライブをすることになりました。
Joseph Reinhardt(1912年3月1日 – 1982年2月7日)は、Django Reinhardtの実弟で、フランスホットクラブ五重奏団の草創時から、バンドのリズムを支えていたギタリストです。ジプシージャズ・ファンは彼の名前を必ず知っていますが、兄の存在があまりにも巨大すぎて、彼がどれだけ優れたギタリストなのかを知らない人が多いようです。まして、Joseph Reinhardtのディスコグラフィなど見たことも無いし、彼をフォローする人など皆無に近いのではないでしょうか。
40年余前、僕がまだブルーグラス・バンジョーを弾き始めて1年も経たない頃から僕のアイドルだった、Eddie Adcockの新譜が出ています。新譜と言っても、1963年録音ということですから、50数年もお蔵入りになってた録音です。
なぜお蔵入りになっていたかというと、これはアルバムではなく、個人的なデモ・テープだったということです。録音メンバーは、 Eddie Adcock – bj; Pete Kuykendall – g; Tom Gray – bs; Barry Worrell – dr; で、Kuykendallがエンジニアリングをしたそうです。Tom Grayのベースソロがほんの少し聴けるだけで、あとは全てバンジョーソロというのは、アルバム目的ではないデモ・テープならではの構成ですね。ドラムがブラシオンリーで入っているのも、ジャズ風味の収録曲を活かすためのプロデュースだと思います。Tom Grayが弾く4ビートのベースとブラシが大変マッチしています。
Red Cornerで演奏させていただくのは、もう1年以上間が開きましたが、今回は、バイオリン+ギター+コントラバスで、古き良き往古のジャズを演奏します。この3人が一緒に演奏したことはあったと思うのですが、記憶の彼方でいつのことかも思い出せんません。それほどレアな組み合わせでのトリオ演奏ですので、見逃す手はありません。
会場:BAR RED CORNER
天下茶屋駅から徒歩四分
地下鉄四ツ橋線花園町駅より徒歩6分
大阪市西成区花園南2-2-22
開場:19:00
開演:20:00 から2ステージ
1ドリンク付2000円
(ファーストドリンクでセットドリンク以外をご注文されたい方はメニュー価格から500円引いた金額が加算されますがご希望の方はご注文ください)