Category :: Bluegrass Music

越後のバンドがやって来る!ヤァ!ヤァ!ヤァ!Update : 2014/08/08 Fri 17:45

ここ数年、1月と7月に行われる新潟ジャズストリートに参加させて頂いて、新潟のブルーグラッサーの皆さんと親しくさせて頂いてます。コミュニティにはいろいろなことがあるのでしょうけれど、そういうことは全てスルーさせて頂いて厚かましくも毎度お邪魔させて頂いております。

新潟県は南北に長い県ですし佐渡ヶ島の面積の割合も小さく有りません。気候風土も東西南北でかなり違うようですし、新潟のブルーグラスバンドと言っても、全てのバンドが新潟市にあるわけではなく、県下に散在しています。

新潟ジャズストリートや他の県下のイベントでは、その散在したバンドが一同に会することも珍しくありません。幸運にも僕なんかはジャズストリートで一同に会したバンドを全て聴ける機会を持てました。

ですが、県外や関東関西のブルーグラス・コミュニティとは接触の機会が少ないのだろうなと予想してて、機会が有ったら他の場所でも演奏してみてはどうかなどと、酒席で要らぬ提案をしたこともありました。

Niigata Rocky - CMYK

その彼ら、新潟のブルーグラスバンドが4バンド大挙して上京し、11月23日に銀座でライブをすることが決定したと言うでは有りませんか!!毎度新潟でお世話になっている身としましては全身全霊応援しないわけにはいきません。

詳細は現状未定だと思いますが、来演の4バンドについて、(私見で勝手に)紹介したいと思います。

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1975年に聴いたMinor SwingUpdate : 2014/06/07 Sat 02:47

高校2年生の頃だったと記憶しています。当時は近畿放送だった今のKBS京都放送の深夜ラジオ、たしか土曜日のかなり遅い時間で毎週ではなかったと思いますが、マニアックなブルーグラスを聴かせてくれる番組がありました。

1976年春に来日予定だったDavid Grismanを紹介するためだったか、当時日本盤がリリースされたばかりの名盤Muleskinnerを紹介するためだったか、どっちだったか曖昧ですが、何故か、その夜は番組の中で確かにMinor Swingを聴きました。まだ僕がDjango Reinhardtのギターに出会っていない頃なのに、なぜオンエアされたその曲の名前を覚えているかというと、寝てしまってはいけないと考えてラジカセで全編エアチェックしたカセットテープがその後5年は聴ける状態で手元にあったからです。

そのMinor Swingは、David Grismanがその後に組んでDAWGミュージックを創ることになるクインテットのリハーサルの録音でした。まだDjango Reinhardtを知らない頃でしたので、僕にとってのMinor Swingはその演奏が全てでした。

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75年前Update : 2014/06/02 Mon 12:34

今から75年前、1939年(昭和14年)は、僕の周辺の音楽にとって転機が訪れた年でした。

まず、日本では戦時体制移行のために昭和12年からレコード発売時の検閲がありましたが、翌昭和15年からレコード会社がジャズ系流行歌の発売を自粛しましたので、昭和14年は国内でジャズが戦前最高の盛り上がりを見せた年でした。

■1939年年9月20日録音 伊澤蘭子(松竹歌劇団)・唄/服部良一・編曲/コロムビア・オーケストラ・演奏

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2014/07/19-20 新潟ジャズストリートUpdate : 2014/04/15 Tue 21:17

第24回新潟ジャズストリートに出演します。

冬は1日だけの開催ですが、夏のジャズストリートは2日間有ります。昨年夏は不参加でしたから2年ぶりの参加です。二日間二箇所のステージはもちろんですが、御酒と肴の美味しい土地柄、演奏後の打ち上げも今から楽しみにしています。

4年ほど前から参加させていただいていますが、おなじみの新潟地方限定活動ブルーグラスバンドとも呼ばれている「谷やん&もーやん」でご機嫌を伺います。新メンバー加入で4人編成になり、益々演奏が円熟していますので、オーディエンスの皆さんにも楽しんでいただけると思います。

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関西大学ブルーグラス同好会・東京OBOG会Update : 2014/03/02 Sun 17:49

2014年3月1日、ちょっと小雨がちらつく中、第二回目となった表題の集いに参加しました。

関西大学ブルーグラス同好会は現在廃部状態ですが、1970年代から80年代中頃までかなりの部員数を誇ったクラブで、出身者は現在でも現役で演奏する人が多いです。

そのため、日本各地で行われるブルーグラス・フェスティバル、特に関東以西のフェスは、関西大学ブルーグラス同好会のプチ同窓会の様相を呈しています。ただ、地域に特化したOB・OG会は、これまで大学の地元である関西でしか開催されませんでした。また、最近は高齢化に伴い、頻繁に開催されることも無くなりました。

卒業して20〜30年以上経って、何割かのOB・OGはは大阪以外の土地に定住することを決め込んで暮らしていますが、とりわけ首都圏にはその人数が多いことが分かってますので、それでは東京でOBOG会を開催してみようじゃないかという試みが2013年秋に初めて行われました。ブルーグラス音楽のクラブのOBOG会ですから、寄り合いのメインイベントはジャム・セッションになることが想定済みでしたので、幹事の梶野君の計らいで、会場は新宿のカラオケボックス大広間になりました。いざ集まってみたら(懐古趣味かもしれませんが)、密室で繰り広げられるそのジャム・セッションの楽しさは、数十年前の現役時代以上でした。その快楽が忘れられず、いや、少し忘れかけた頃に再度開催の計画を建て、それが昨日行われたわけです。

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