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2011/08/13 高橋三雄カルテット @ 二子玉川M.P.ROOMUpdate : 2011/07/06 Wed 18:09

New Orleans Crawfishでお世話になっているアルトの高橋三雄さんのカルテットにトラで加わります。トラッドでもモダンでもないジャズや歌伴の演奏となる予定です。

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渡仏日記まとめUpdate : 2011/07/04 Mon 17:51

今回の渡仏は、パリ南方の小さな町、サモアで毎年開かれているジャンゴ・ラインハルト・メモリアル・フェスティバルに行ってみよう、というのが最大の目的だった。日程前後に余裕を持たせて、パリやムランで現地の空気にも触れておこうという、ちょっと贅沢な趣向でもあった。

まず、ジャンゴ・フェスで感じたことを書いてみる。セーヌ川を配したロケーションは最高だった。また行きたくなる場所だ。

しかしながら、ステージはほとんど見ていない。今年はジョージ・ベンソン以外に興味のあるアーチストがあまりブッキングされていなかったせいもあるが、その肝心のジョージ・ベンソンさえ見ていない。元々国内でも外タレコンサートに行って感動する人間ではないので、客席でじっと大スターのショーを観るというのは僕には向いていないみたいだ。

ジャンゴ・フェスの魅力は、ロケーションの良さとステージ以外の場所のホスピタリティだろう。たくさんの楽器メーカーブースにケータリング屋台。日本人じゃ考えられない一般客のフレンドリーさ。子供の時に初めて行った縁日を思い出して欲しい。あんなウキウキした感じをここで感じた。

自分は楽器を持って行かなかったので、もっぱらジャム見物を楽しんだ。マヌーシュ・ギタリストや著名ギタリストのジャムはさすがに面白かった。また、昔のアメリカで言うところのカッティング・セッション、つまりまだ無名の腕自慢が実力を認めてもらうために、これみよがしにやるジャムセッションも数多く見受けられたし、そのサウンドもなかなかものものであった。それに引き換え、(自分を顧みずに書いてしまうが、)フランス白人やヨーロッパ白人のジャムは、なんか眠りを誘うようなだるさを感じた。

いわゆる、ジャズ・マヌーシュの良い音をサモアでたくさん聴けたが、僕に分かったことは、それが僕の目指しているものでは無いということだった。主観的で説明が難しいが、ジャズ・マヌーシュにはジャズという冠が付いているが、ジャズとは僕には思えないのだ。ジャンゴが演奏した「ジャズ」をサモアでは全く感じられなかった。ごめんなさい。

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渡仏日記(11)パリから成田Update : 2011/06/29 Wed 17:21

この日でパリとお別れ。シャルル・ド・ゴール空港へは、オペラという駅からバスに乗ると良いと聞いていたので、チェックインの時間から逆算して、通勤ラッシュのメトロに乗り込む。パリも4日目になると、メトロは自在に乗りこなせたが、多人種満員のメトロ車両に旅行用のキャリアを持って乗り込むのは多少勇気がいった。

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空港行きバス停は、有名なオペラ座の真向かいにあった。すでにバス待ちの人がたくさんいたが、時間までまだあるようなので、ちょっと散策。オペラ座は工事中で、その美しい姿は半分しか見れなかった。

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渡仏日記(10)パリ火曜日Update : 2011/06/28 Tue 02:36

前々夜にパリ在住の旧知のマコ女史からメールがあって、明後日モンソー公園でお昼ごはんしましょう、おむすびを持っていきます、ということなので、それならばと日本茶をリクエストしていた。12時にモンソー駅で待ち合わせということで、昨日と同じく駅前のカフェで仏式朝食をいただき、メトロに乗った。

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12時までまだまだ時間があるので、昨日しくじったRome通りにまず向かって楽器屋を冷やかす。たくさん店頭の写真を撮ったので、Photoページに纏めてアップした

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渡仏日記(9)パリ月曜日Update : 2011/06/27 Mon 23:06

パリ単独行二日目の予定は全く無しなため、この日は典型的観光客に化けることにした。前夜に飲んだワインの酔いはもうすでに消えて、駅前カフェで正統派の仏式朝食を頂くことにした。仏式だが、お寺関係ではない(、、、念のため)。フレンチ・ブレックファースト・プリーズ、カフェ・オ・レ・アンド・クロワッサーーン、で通じてしまったから愉しい。

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実は、前日に旧知の女性の指導に従ってパリ三日間メトロ乗り放題というチケットを買っておいた。チケットを買うとついてくる観光案内を道しるべに、朝食後、まずメトロでサンジェンルマンに向かった。(観光写真は阿呆らしいのでここからは載せない。)お約束通り、角のカフェで、エスプレッソを頂き散策したが、まだ時間が早くて付近のお店が開いていない。つまらないので、今度はRome通りという、東京で言うとお茶の水のような楽器屋街に行くも、ここも開いていない店がほとんど。後で気がついたが、月曜日のパリはお店が休みである確率が高い。Rome通りをずっと下り、徒歩でサン・ラザール駅の方まで降りてきて、売店でオレンジジュースのボトルを買って飲み干した。かなり暑い日であった。

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サン・ラザール駅は工事中で優雅な姿は半分しか見れなかったが、駅前のオブジェが面白かったのでカメラに収める。時計がいっぱいくっついているところが意図するのはどういうことであろうか。

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