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フレット交換作業を昨日に続けて行う。
フレットを抜き終えて、目視で反りが無いように思われる指板だが、フレット打ちのお作法として、全体にヤスリをあてて、摺り合わせをしておく。
ところが、このDupont VRBの指板は6年の経年変化があったのか、7〜10フレット辺りにだけアールが付いているようだ。この状態でフレットを打つと、フレット自体の摺り合わせが必要になるので、指板を徹底的に擦り合わせることにした。
最近の安いギターは、どこで入手するのだろうか、真っ黒で綺麗なエボニー(黒檀)を使っていることが多いが、このギターは高いくせに縞の入ったローズウッドにも見えるエボニーを使っている。(おがくずの匂いがローズウッドではなく、エボニーのそれであるので、安心した。)
入手して約1年、今メインのギターとして使っている2005年製Dupont VRBのネックが変になった。今年の暑さのせいか、あるいは、太めのジプシー弦を張りっぱなしにしてたせいか、アジャスタブルロッドをいっぱいに締めてもネックが順反ったまま、12フレット6弦側の弦高が5mm近くになっていた。
ロッド調整が効かないので、ネックの反りは指板の摺り合わせで平らにするしか無いのだが、1年も弾き続けたこともあり、フレット交換もそろそろということで、迷わず作業にかかった。この連休中に復活させたい。
指板の摺り合わせをするため、ナットが邪魔なので外しておく。フレットより先に外すのは、セルマー/マカフェリ・タイプのギターにはゼロ・フレットがあるため、ゼロ・フレットを先に抜いているとナットを外す時に指板が割れやすいからだ。
たまに演奏をご一緒するギタリストの遠藤さんが、日曜日に拙宅に来られたので、手持ちのマカフェリ・レプリカをケースから全部出してみました。知らない間に6台になってました。。。
めったに全部が部屋に並ぶことがないので、出したついでに記念撮影しました。
出したついでに、全部弾き比べると、それぞれの音のテイストが違うので面白かったです。ウォルナットネックのギターは音が粘っこく、マホガニーはカラッとしてました。メイプルネックのはトルクのある音というか、遠鳴りしそうな感じです。単板のギターは抜けが良く、裏横合板のギターは音が前に出ていく感じです。弾き語りは単板、コンボでソロを取るなら合板というところでしょうか。ソロの音量は合板の方が大きい感じです。ジプシージャズ系は合板がいいですね。でかいD ホールモデルは小さいオーバルホールよりも低音が豊かな感じがします。ギター的にはDホールの方がバランスが良いように思えます。
7月16日土曜日、朝9時新宿西口発の高速バスで新潟に向かいました。3連休初日であったため関越道が非常に混み合い、約1時間半遅れで動いているような状況でしたので、長岡駅停留所で下車し新幹線に乗り換えて、バンドのリハーサルにギリギリ間に合いました。1時間ほどドッペリ坂下の公民館で音合わせの後、初日の演奏場所「フェアリーテイル」に向かいました。すでに3つ目のブルーグラスバンドが演奏中でした。エネルギー補給のためにビールを3杯ほどいただいてステージに上がりました。
まだ日が高く、客席はまばらでしたが、昨年上越高田でコンサートをご一緒した新潟スウィングミュゼット合奏団の皆さんが当日の出番を終えて、オーディエンスで来てくださいました。演奏終了後、若手のバンドを1ステージ聴いて、打ち上げに向かいました。
1月のジャズストでもお世話になった「夢や」さんで打ち上げをしました。夢やさんでは新潟が誇るニューオリンズジャズマンの皆さんも席を押さえていて、賑やかに美味しいお酒をいただけました。朝からサービスエリアのカレーライスしか食べていなかったので、お腹にドンと来るオカズをリクエストしたところ、メニューには無い、夢や特製のメンチカツを作ってもらえました。横のタバコと比べるとこのメンチの大きさが分かると思います。大きいのに中までしっかりと火が通り、肉汁も必要充分キープされたこのメンチで本日のカロリー補給が終わりました。あとは寝るだけ。