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東京では恒例となっている阿佐谷ジャズストリートに急に出演が決まりました。いわゆるトラです。
場所はプログラムマップ47番「Bar Night Train」で、19:30から演奏の予定です。
音楽はジャズ系と思いますが、まだ内容は知りません。
第11回目を迎える新宿トラッドジャズ・フェスティバルに出演させていただきます。
新宿トラッドジャズ・フェスティバルは新宿三丁目界隈のライブハウス、ラウンジ、バー、居酒屋など21箇所にて40分刻みのライブが楽しめます。出演はプロからセミプロまで在関東の実力バンドが100を超すのではないでしょうか。関西や地方からの来演もあるようです。演奏されるジャンルも戦前のジャズを中心に周辺の音楽となっております。
私はいつもの新宿アコギの会とニューオリンズ・クロウフィッシュでの出演となります。場所とタイムスケジュールは続きをご覧ください。
最近でこそウルトラライトだのセミハードだの軽くて取り回しの良い楽器用のケースが選り取りみどりだが、20年も前なら、大事な楽器は重たいハードケースに入れて持ち運ぶのは当たり前だった。それも自動車移動ができるお金持ちや社会人ならそんなに苦労はしなかったと思うが、電車移動必須の貧乏人や学生はハードケースを持っての移動で体力を消費してしまい、演奏に割り当てるエネルギーを損していたのではないかと思う。
そんなハードケースは、それ自体も消耗品だ。電車移動・徒歩移動を繰り返すとハンドル部分が必ず壊れる。特に中身の楽器が重いほどこれは顕著だ。バンジョー弾きなら分かるが、ハンドル部分の予備を常に持っておきたいほどの負荷がそこにかかる。
もう30年以上も前から使っているバンジョーのハードケースが数年前に壊れたっきりそのままにしておいたのだが、この連休に修繕してまた使えるようにしようと思いたった。ヒンジ部分が完全に破壊されていたので、注文しておいたヒンジパーツにまず交換した。そして、ハンドル部分。交換用のハンドルパーツも幾種類か購入できるのだが、バンジョーケースに付けて安心なのがほとんど無い。輸入品であるのだが送料を入れるとケースを買えるほどになってしまうので、ここは自作することにした。
吉祥寺のユザワヤに行ってグローブ革の細くて長いのを買ってきた。これを加工してハードケースのハンドルにしようという目論見だ。1周目は革の真ん中に穴を開けてビスナットで固定し、受け金に2回通した。バラバラしないように瞬間接着剤で接着した。
フレット交換作業を昨日に続けて行う。
フレットを抜き終えて、目視で反りが無いように思われる指板だが、フレット打ちのお作法として、全体にヤスリをあてて、摺り合わせをしておく。
ところが、このDupont VRBの指板は6年の経年変化があったのか、7〜10フレット辺りにだけアールが付いているようだ。この状態でフレットを打つと、フレット自体の摺り合わせが必要になるので、指板を徹底的に擦り合わせることにした。
最近の安いギターは、どこで入手するのだろうか、真っ黒で綺麗なエボニー(黒檀)を使っていることが多いが、このギターは高いくせに縞の入ったローズウッドにも見えるエボニーを使っている。(おがくずの匂いがローズウッドではなく、エボニーのそれであるので、安心した。)
入手して約1年、今メインのギターとして使っている2005年製Dupont VRBのネックが変になった。今年の暑さのせいか、あるいは、太めのジプシー弦を張りっぱなしにしてたせいか、アジャスタブルロッドをいっぱいに締めてもネックが順反ったまま、12フレット6弦側の弦高が5mm近くになっていた。
ロッド調整が効かないので、ネックの反りは指板の摺り合わせで平らにするしか無いのだが、1年も弾き続けたこともあり、フレット交換もそろそろということで、迷わず作業にかかった。この連休中に復活させたい。
指板の摺り合わせをするため、ナットが邪魔なので外しておく。フレットより先に外すのは、セルマー/マカフェリ・タイプのギターにはゼロ・フレットがあるため、ゼロ・フレットを先に抜いているとナットを外す時に指板が割れやすいからだ。