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数年ぶりに親サイトであるSHOW BY BANJOを更新して、Chet Atkinsの記事を書きましたので、こちらでお知らせしておきます。
惜しくも2001年に77歳で亡くなりましたが、Chetはカントリー・ギタリストとして、ギターを弾いている人なら知らぬ人は居ないのではないかという超大物です。実はChetもLes Paulと同じく、Django Reinhardt存命中に、アメリカでリアルタイムにDjangoのギタースタイルを模倣した一人です。そんなわけで、ChetもLesも、僕の昔からのアイドルです。Chetのバイオグラフィは記事の方をご覧いただくとして、例によって、YouTubeの映像を貼り付けておきますので、お楽しみ下さい。
ジプシージャズでよくやるDark Eyes(Les Yeux Noir)です。最初はワルツから始めて最後は2ビートのアップテンポで煽るというソロギターの常套手段ですが、カントリーのインストとしてキチンとアレンジされた中にDjango Reinhardt由来の節が見え隠れして、スリリングな好演です。
僚友、Jethro Burnsとの共演です。Jethroはジャズ・マンドリンの巨匠として有名ですが、Chetとは1941年以来の仲で、義兄弟の契りを結んでいたそうです。この映像のMCでも言っていますが、この曲は二人が初めて一緒に1949年にRCAで録音した曲です。Chetのオリジナル曲ですが、曲風やコード進行にDjangoの影響が感じられます。