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えー?!こんな値段で買えるの?というセルマー/マカフェリのレプリカ・ギターが発売されたようです。
セルマー/マカフェリ・タイプのギターは、ジャンゴ・ラインハルトが使って有名にし、彼の後継者達が演奏するジプシー・ジャズ(マヌーシュ・スウィング)のバンドでも同じギターを使います。本物のセルマー・マカフェリ・ギターは1950年代に製造が終了し、動態保存され現存する楽器は数百万円で取引されるコレクターズ・アイテムとなっています。ですから、プレイヤーは主にレプリカを使っているのですが、レプリカといえども、高級品は数十万円しますので、所有者の多くは、お金持ちのアマチュアかプロの演奏家です。アジアで製造された「使える」廉価版ギターとしては、20年ほど前に生産されたSAGAブランドのものや最近のGITANEブランドがあります。それでも10万円前後の値段が付いていますので、ジプシーギターの入門者には高い買い物になっています。(SAGAと同じ型で作った合板のギターで、Woodlandというブランドの楽器が数万円で売られていることもあり、入門者には好まれていました。たぶん韓国製です。)
ところが、最近、日本のARIAブランドで、なんと39900円という値段の付いたセルマー・マカフェリのレプリカが発売されたようです。現物を見て弾いてみないと分かりませんが、表板がスプルース単板ということなので、もしかしたら僕らのバンドのライブでも使えるかもしれませんね。(写真画像からは、ボディのシェイプがSAGAとそっくりなので、Woodland由来の韓国製なのかもしれません。指板がローズウッドというのがちょっと惜しいですが、コストダウンのために仕方が無いのでしょう。ローゼットは木象眼なのでしょうか?)機会があれば是非触ってみたいと思います。というか、ライブやレッスンで宣伝できるのでエンドースしてくれるとうれしいのですが…>メーカーさん。
なにはともあれ、実売3万円ですので、ジプシーギター入門者には朗報です。
トラバありがとうございます。日本屈指のジャンゴ・サイトからトラバられるとは大変光栄です。
とりあえずオーバルホールの方を購入しましたので軽くレポします。(結局Dホールも注文しましたが)
と言っても当方ジプシーギター入門者なので、他のレプリカ弾いた事ないのでそういう比較は出来ませんが、3万円のアコギとしては良く鳴ります。というか「生音デカっ!」っていうのが第一印象でした。
細部の仕上げやペグが貧弱なのは値段相応ですが、ネック・フレットの精度に問題はなく今のところ演奏上は別段に不満はありません。ちなみに made in China でした。当然木象眼などあり得ません。すべてペイントです(笑)
なにはともあれ、3万円のギターにしてはとても良く出来ています。
IKR様
コメントありがとうございます。こちらのジャンゴのページをそちらでリンクして下さってますね。重ねてお礼を申し上げます。
レポートありがとうございます。この手のギターは、見かけが良くても音が小さいと使い物になりませんので、生音がデカイのが命です。中国製ですか。とすると、GITANEの系列なんでしょうね。最近の中国製楽器は普及品も高級品も、同じ値段の日本製より良いですから期待大です。入門者には本当に良い選択肢ができました。
まずは試奏ですが、改造用のベースに僕も一台欲しくなりました。
物欲の果て。
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