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国道176号線稲津町交差点(大阪府豊中市)が起点とされているけど、道勢は尼崎市園田あたりから始まって東へ続き、淀川を豊里大橋で渡ってから、終点は浜口交差点(大阪市住之江区)という国道479号線、通称は内環(内環状線)という道路があります。僕はその道路が東西から南北にカーブするあたり、ちょうど阪急電鉄吹田駅、吹田市役所あたりで1972〜95年の20余年暮らしました。
1990年の大阪国際花の博覧会EXPO90の時はまだバブルの頃で、会場で演奏の仕事の時は、内環一直線の博覧会会場まで家の前からタクシーに乗って現場入りしたことを思い出します。花博では、Stephane Grappelli Trioが演奏した同じステージで違う時間に演奏させてもらったり、たぶんオーストラリアから出稼ぎに来ていたGeoff Bullご一行のバンドを会場内のタイ料理のレストランで長々聴いたことを思い出します。僕なんかは、某電力会社のパビリオンで演奏してましたが、初日の開幕と同時に目の前30mくらいのところでウォーターライドという会場移動トラムが落下事故を起こしたため、1週間ほど仕事が無くなったことも今思い出しました。
ここ数年、1月と7月に行われる新潟ジャズストリートに参加させて頂いて、新潟のブルーグラッサーの皆さんと親しくさせて頂いてます。コミュニティにはいろいろなことがあるのでしょうけれど、そういうことは全てスルーさせて頂いて厚かましくも毎度お邪魔させて頂いております。
新潟県は南北に長い県ですし佐渡ヶ島の面積の割合も小さく有りません。気候風土も東西南北でかなり違うようですし、新潟のブルーグラスバンドと言っても、全てのバンドが新潟市にあるわけではなく、県下に散在しています。
新潟ジャズストリートや他の県下のイベントでは、その散在したバンドが一同に会することも珍しくありません。幸運にも僕なんかはジャズストリートで一同に会したバンドを全て聴ける機会を持てました。
ですが、県外や関東関西のブルーグラス・コミュニティとは接触の機会が少ないのだろうなと予想してて、機会が有ったら他の場所でも演奏してみてはどうかなどと、酒席で要らぬ提案をしたこともありました。
その彼ら、新潟のブルーグラスバンドが4バンド大挙して上京し、11月23日に銀座でライブをすることが決定したと言うでは有りませんか!!毎度新潟でお世話になっている身としましては全身全霊応援しないわけにはいきません。
詳細は現状未定だと思いますが、来演の4バンドについて、(私見で勝手に)紹介したいと思います。
高校2年生の頃だったと記憶しています。当時は近畿放送だった今のKBS京都放送の深夜ラジオ、たしか土曜日のかなり遅い時間で毎週ではなかったと思いますが、マニアックなブルーグラスを聴かせてくれる番組がありました。
1976年春に来日予定だったDavid Grismanを紹介するためだったか、当時日本盤がリリースされたばかりの名盤Muleskinnerを紹介するためだったか、どっちだったか曖昧ですが、何故か、その夜は番組の中で確かにMinor Swingを聴きました。まだ僕がDjango Reinhardtのギターに出会っていない頃なのに、なぜオンエアされたその曲の名前を覚えているかというと、寝てしまってはいけないと考えてラジカセで全編エアチェックしたカセットテープがその後5年は聴ける状態で手元にあったからです。
そのMinor Swingは、David Grismanがその後に組んでDAWGミュージックを創ることになるクインテットのリハーサルの録音でした。まだDjango Reinhardtを知らない頃でしたので、僕にとってのMinor Swingはその演奏が全てでした。
今から75年前、1939年(昭和14年)は、僕の周辺の音楽にとって転機が訪れた年でした。
まず、日本では戦時体制移行のために昭和12年からレコード発売時の検閲がありましたが、翌昭和15年からレコード会社がジャズ系流行歌の発売を自粛しましたので、昭和14年は国内でジャズが戦前最高の盛り上がりを見せた年でした。
■1939年年9月20日録音 伊澤蘭子(松竹歌劇団)・唄/服部良一・編曲/コロムビア・オーケストラ・演奏
第24回新潟ジャズストリートに出演します。
冬は1日だけの開催ですが、夏のジャズストリートは2日間有ります。昨年夏は不参加でしたから2年ぶりの参加です。二日間二箇所のステージはもちろんですが、御酒と肴の美味しい土地柄、演奏後の打ち上げも今から楽しみにしています。
4年ほど前から参加させていただいていますが、おなじみの新潟地方限定活動ブルーグラスバンドとも呼ばれている「谷やん&もーやん」でご機嫌を伺います。新メンバー加入で4人編成になり、益々演奏が円熟していますので、オーディエンスの皆さんにも楽しんでいただけると思います。