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大阪は粉モンの街とされていて、たこ焼き、イカ焼き、お好み焼き等々、地元の人は物心ついた頃から外食ではなく「家庭の食事」として親しんでいます。また、家ごとにいろいろ焼き方のお作法や味があり、個人個人は自分の家の味に誇りを持っています。
たぶん、広島方面の方だと、ここまで読んで目を吊り上げてるかもしれませんが、実は大阪人は自分の家のお好み焼きを誇りに思いながらも、広島のそれを別のスタイルとして好物にしています。広島でご馳走になって文句云う大阪人は居ないでしょう。
大阪から神戸、姫路、岡山と西の方に行くに連れて焼き方も広島のそれに似てきます。僕は何処其処のお好み焼きというのが面倒なので、混ぜ焼きか否かで判断してます。混ぜ焼きが大阪ではスタンダードになっている関係で、大阪〜広島間以外の東京を含めた地方都市ではこの混ぜ焼きが低次元に模倣されてます。混ぜ焼きでは無いのは広島焼きなどという失礼な名前が付いています。焼き方が異なるだけで、あれはお好み焼きであり、決して広島焼きという料理ではありません。
ありがたいことに、最近はジャズのライブでもマカフェリギターの長谷川光と紹介されることが少なくなりました。着実にマカフェリギターの認知度も上がってきていると思います。しかしながら、マカフェリが人名であるということも、その名で呼ばれるギターがかつてフランスSelmer社で生産されていたということも知られておらず、楽器のユニークなデザインのみが独り歩きしているように感じます。そこでひとつこの辺でマカフェリとは何かということを改めて記しておきたいと思います。
1900年イタリア北西部生まれのマリオ・マカフェリ氏、成人する頃にはバイオリンやマンドリン、ギターの製作家として有名でした。同時にクラシック・ギター演奏家としても、アンドレ・セゴビア氏と並ぶ実力の持ち主として名を馳せていました。
1920年代終わり頃のマリオ・マカフェリ氏の演奏。

Hawaiian Aloha Shirts from Our Collection
上のリンク先は、自前のシャツを集めた、もう10年以上前のコンテンツなので色褪せていますが、アロハシャツ自体は70年くらい前から流行したものなので内容自体は普遍だと思います。(最近はシャツを買うことも少なくなりましたが、合計200枚は超えました。)
「70年くらい前」と書いたのは、その頃にアロハシャツのメーカーが出揃い、仕様やデザインが完成したからであって、ルーツまで遡るとハワイの日系移民と同じくらいの歴史はあるものと考えられます。(和服をほどいてシャツを縫った云々)
というわけで、狭義のアロハシャツといえば1940〜50年代のハワイ製・米国西海岸製の限られたデザインのシャツを指します。柄は当時のハワイのデザイナーのデザインが主であり、生地は当時最先端の人絹(レーヨン)を使い、抜染やシルクスクリーンという染色方法が、一般の開襟シャツとは異なります。一部の人には人気ですが、昔サーファーファッションで流行ったコットン裏生地やプルオーバー、ボタンダウンなどのシャツは、残念ながら狭義のアロハシャツには含まれません。
もう時代は手描き譜面の時代じゃないと思っていても、僕の周辺のミュージシャンのITスキルはそんなに高いものではなく、コンピュータで作ってプリントした譜面を渡すと、いつもびっくりされて「どうやって作るのか?」という質問を必ず受けます。
20年くらい前なら、楽譜作成用ソフト、つまりノーテーションソフトウェアは高価でしたので、専門に仕事をするような人でない限り購入できず、そこまでしてコンピュータで譜面を書きたいミュージシャンもほとんど居なかったと思います。この10年位で安価なソフトが市販されるようになったり、場合によっては無料で使えるソフトウェアも出てきましたので、如何にITスキルが低くても、それを使って楽譜を書いてみようというミュージシャンが今はそこそこ居ます。ですが、ソフトウェアの操作を完全に習得できずに、手書きした方が早くて楽という御仁もこれまたたくさん居るようです。
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僕がこの数年重宝している譜面ソフトにTuxGuitarというものがあります。これはインターネット上からダウンロードして使える無料ソフトウェアです。WindowsからMac OS、Linux上でも同じ操作で使えますし、ITに弱いどころか譜面にも弱いアマチュア・ミュージシャン向けに作ってあるので操作もシンプルで覚えやすいです。(その分できることが限られるようですが出版を目的としないなら充分の機能です。)英語アレルギーの人は、日本語表示も出来ますのでご安心を。