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日本では、フラットマンドリン奏者と言えばブルーグラスを演奏する人が多く、名人も少なくありません。僕は弦楽器を50年にわたって演奏してきましたが、この素晴らしい楽器をブルーグラスの語法だけで演奏することがもったいないと思い、しばしばジャズの語法で弾くことがあります。また、口には出さないまでも、何人ものマンドリン弾きがジャズっぽく弾きたいと思っていることを筆者は知っています。この本は、マンドリンを弾けるけれど、マンドリンでジャズっぽく弾く弾き方がわからないような人に向けて書きました。
ジャズ曲をマンドリンで弾きたければ、ポピュラー1001のようなジャズ曲の譜面集を見ながらメロディを追えばそれで良いのですが、ジャズの語法で演奏するということは、それとはまたちょっと意味合いが変わります。少なくともジャズ的なアドリブを弾けた方が良いと僕は考えます。練習を嫌にならないように、できるだけ容易な方法でジャズっぽいマンドリンを弾けるように心がけた結果、こういう内容になりまし た。この本が、一人でも多くのマンドリン弾きのお役に立てば幸甚です。
掲載したタブラチュアはそのままテナーバンジョーやテナーギターでも弾けます(ただし、キーGの譜面はキーCでの演奏になります)。
こんな目次です。
現状、手持ち在庫はありません。販売はリンク先からだけです。続編や、他の楽器についても鋭意製作構想中です。
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