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夕方までフォンテンブロー観光を楽しんだ我々偽中国人観光客一行は、タクシーでサモアのセントラルに移動した。
フランスもののDVD映像でよく見る風景がそこにあった。カフェで一服の後、女性陣は買い物に出かけたので、予てからの使命を全うするために僕は単独行動で散策をした。ジャンゴのお墓参りだ。
だいたいのあたりをつけて町外れまで歩いて行き、よくDVDで見かける墓地の塀を探し当てた。昨年のサモアの時期にたくさんのギタリストがお墓で奉納演奏をした映像を思い出し、墓地内の角あたりを探すと簡単にジャンゴのお墓を見つけた。墓石の上にはたくさんの墓参者が置いていったピックが綺麗に並べられ、タバコとお酒も備えてあった。祈りを捧げた後、単独行動で仕方が無いのでiPhoneで自撮りして、墓地を後にした。
サモアの狭いセントラルから石畳の下り坂を降りていくとフェス会場がある。膝が笑いそうになるのを堪えながら降りていくと、これもまたDVDでよく見かける景色があった。ジャンゴが最後に住んだ家だ。壁に取り付けられた記念のプレートをバックに、ここでも自撮りさせてもらった。
この日の開場は少し早かったようで、並ばずにすぐ入場できた。一昨日よりも停泊している船が多くなっている。船を利用したカフェもオープンしていた。
ステージ裏のギターメーカーブースが並んでいる広場では、もうすでにジャムセッションが各所で始まっていた。一昨日に比べて、この日は有名所が凄い演奏を聴かせてくれた。見物客もすごい拍手をしていた。ステージから聞こえる拍手より大きかったかもしれない。
上のジャムは、よくDVDに出てくる有名な子供スーパーピッカー。(名前は調べれば分かるのだけど面倒なので。。。)
AJLギターのブースでは、ホット・クラブ・オブ・フィンランドのギタリスト(左)、デニス・チャン(中)、ステファン・レンベル(右)がデモ演奏していた。
ニュー・オリンズから来たという女性のソプラノ吹きが加わって、長い時間やっていた。
日が暮れて来たのとタクシーの都合もあって、この日も佳境前に開場を後にした。タクシー待ちの間、サモアの街のカフェでビールを飲む。これだけタクシーを待つのだったら、ジョージ・ベンソンを観れたと思うと非常に残念だが、仕方がない。ビアガーデンは日本にもあるが、カフェの外で夜中にビールを飲めるこの幸せは、ジョージ・ベンソンとバーターしても良かったのかもしれない。
お帰りなさい、楽しかったようですね。
AJLブースの後ろに写っている右奥のストロムバーグみたいなアーチ、あれはAJLの製品でしょうか?
瀬谷さん、ご無沙汰してます。
そうです。AJLのギターです。19インチの自信作だそうです。触りましたが、新しいギターに共通した部分は別として、19インチなのに取り回しがよく、高音までスムーズでした。その時にはもうSOLDになっていました。
アコギ会、暑気払いしたいですね。
もうSOLDとはすごいですね。ノンカッタウェイ・ファンっているんですね。
サイトにいってみましたが、まだ出てないようでした。
8000~8500ユーロくらいかな? スト・フォニで中古が出るのを待ちましょう。
アコギ会の暑気払い、ぜひやりましょうよ。