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WEBデザインとコーディングUpdate : 2007/03/28 Wed 03:45

ぐるめくにひろ今週初め、食品添加物をいっさい使用せずに自然塩とミネラルウォーターだけで美味しいハムや腸詰めを製造販売している ㈲ぐるめくにひろさんのサイトがリニューアルしました。

実は、 ㈲ぐるめくにひろさんとは数年来のお付き合いで、今回のリニューアル作業は100%僕が請け負いました。ロゴが変わるということでコーポレートカラーもそれに合わせて変わりましたので、ロゴを差し替えるだけじゃなくて、サイト全体の色目やデザインも変えた方が良い旨提案させていただき、今回のリニューアルとなりました。

以前は、今やパートの奥さん達でも軽く習得している原始的なHTML言語でページをデザインしていましたが、現在のWeb 2.0時代は、HTMLじゃなくてXHTMLで記述することになっているらしく、当然の流れでそのようにしました。
HTMLとXHTMLは何が違うか。前者は元々論文などをネット上でハイパーリンクさせるための画期的なマークアップ言語だったのですが、10年ほどのたたき上げの結果、見栄え、つまりデザイン的な要素も記述できるようになり、挙句の果てに、閲覧側の環境、つまり各種ブラウザの仕様によって見た目が違ってしまうという本末転倒な進化をしてしまいました。一方、この混乱した状況は早くから予想されていて、本来の論文的な文章の構造だけをマークアップするだけの言語仕様が策定されて行きました。それがXHTMLで、HTMLの文法をうまくXMLで定義しなおしています。見栄え、デザインの部分はCSS(カスケーディング・スタイル・シート)という別の書式に任せることで、XHTMLは文章構造を論理的に記述することにのみ重点を置き策定されたのでしょう。

専門的なことはWikiででも調べてみていただくとして、まぁ、時代の流れで、今までのHTMLとは違うXHTMLとCSSというもので苦労しながらページを書いたということです。せっかく論理的なXHTMLでページを’記述するのだからと、文法にはかなり気を遣い、XHTMLを策定したW3Cという国際的な団体の規格に反しないようにコーディングを行ないました。W3C Validatorというオンライン文法チェッカーがありますが、とりあえず、これにパスしています。(実際は、過去の環境との互換性確保のために、パスできていないサイトが多いのですよ。他人のサイトのURLを文法チェッカーにかけると面白いです。)今年初めからこの年度末まで、自身のサイトも含めていくつものサイトをリニューアルあるいは新設しましたが、全てW3Cの規格にパスするよう心がけています。白髪が増えました。

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