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このサイトの掲示板に、度々書き込みを下さる清水敏夫さん(白馬童子というハンドルも使う)という著名な方がいます。
氏は、何十年も前から日本の音楽ジャーナリズムで仕事をされてきました。昔の日本盤のカントリー・アルバムのいくつかのライナーに氏の名前を見つけることは簡単ですし、カントリーについては一家言持っておられる、業界では実績ある先輩です。歯に衣を着せない評論の内容は賛否両論あっても、評論家としてのその姿勢は高く評価されています。
氏のサイトは、カントリー音楽の啓蒙にあたって、多大なる貢献をされています。氏の魅力に取り憑かれて、多くの人が、サイトに集まり、一大コミュニティを築いています。ところが、氏も歳のせいか、いくぶん、事の判断をうまく整理できなくなっておられるようです。サイトに集う多くの人は、氏をカントリーの絶対神と崇め、氏の言葉を待っています。つまり、氏の音楽趣向が絶対になってしまっているわけです。また、真意は不明ですが、氏もその立場に甘んじられておられるように感じられます。
そして、あろうことか、所望すれば音源の違法コピーを堂々と配布するような行為も、氏が自ら率先して行っています。善意からの行為だとは思いますが、これは反社会的行為に他なりません。法の下で許された著作物の複製権のことは知っていますが、明らかにその範疇を超えています。個人的複製はプライベートでのみ許されるもので、氏が言う「公共の場所」で公言する時点で、個人的複製では無くなります。こういうのを公私混同と言います。
そういう状況はすでに分かっていましたが、ここの掲示板(Date: 2005/02/15 18:04:21)やBLOGにも、こちらが所望すれば音源を違法コピーする旨、氏の書き込みがありました(他人には礼節を重んじられる氏だが、僕のサイトで1度ならず3度も4度も、違法コピーを示唆している。オフラインなら話は分かるが、堂々と掲示板に書かれた日には、氏の言う礼節は感じられない。僕を共犯にしたかったのだろうか?)ので、「そういうことよりも、新譜を紹介して売れるようにすることの方が、氏の目指すカントリー音楽の啓蒙にとっては大事なことではないか」と、氏の掲示板にて問題提起しました。あえて今さら問題提起した背景には、「カントリーが商業的に安定すれば、僕らの好きなブルーグラスも商業的に認められ、全てハッピーになる」という希望があったのですが、これは受け入れられず、逆に清水教盲信者には、僕の問題提起は暴言と取られ、敵視されてしまうことになりました。(僕の投稿に、彼等にとって不適切な言葉遣いがあったようだが、それについてはお詫びするので、これ以上の追求は勘弁願いたい。言葉の暴力は僕自身も許しがたい。所変われば言葉も変わるのだろう。)
清水教の盲信者によれば、僕は、「1週間ほど前にチャットで楽しくやっていたにもかかわらず豹変し、清水氏の揚げ足を取って文句を言う変人」ということですが、そういうことを書く人間の方がよほど変人で、妄想狂であると断言します。なぜなら、僕はチャットなるものは、(神に誓って)もう10年近くやっていないわけです。(そんな暇があったら気の利いた文章を残します。)まして、1週間ほど前は風邪でダウンしていたことは、ここで分かりますし、露見した不正を指摘することのどこがいけないのか理解に苦しみます。清水教にはこういう輩が居るんですね…。びっくりです。
そして、当の清水氏に至っては、痛い傷を突かれたがごとく、ダンマリを決め込み、挙げ句の果てに、「イヤな話題は無視するように」とお言葉を発していました。
掲示板を開かれた公共の場と位置づけるのであれば、論客・論敵は真面目に受け入れるべきです。都合の悪い問題提起をされるのが嫌で排除しようとするのであれば、公共の場などと言わず、プライベートな場所と割り切れば良いのです。実際、ほとんどの個人掲示板はオーナーがルールを決めています。もちろん、ここの掲示板も、最終的には僕がルールです。個人掲示板なら、オーナーが何やっても誰も文句ないでしょう。きれいごとは必要ありません。
当方掲示板にて、氏といろいろやりとりして、かなりの情熱を、音楽の啓蒙に費やしている人だと、ある種、尊敬の念を抱きましたが、それは全て幻だったようです。今は、裏切られた気持ちで一杯です。もはや、これは一種の「老害」でしょう。
以前、ある音楽ジャーナリストは、「カントリーの輪には近づかない方が良い」と僕に言いました。いまだに真意を彼からは聞いていませんが、その通りだったようです。
以前より、長谷川さんのサイトを興味深く拝見させて頂いております。
清水さんの掲示板、そしてここでの書き込みを熟読いたしました。
長谷川さんの著作権に対するご意見は至極真当なものであり、私も同じ思いです。
私もまたDTPやサイトの制作に長年携わってきた者として著作物に対する権利には常々気を配ってまいりましたので、長谷川さんの苦言にも納得できます。
ただ残念なのは、その表現が少々穏当さを欠いていたと感じられたこととそれを受けてこれも穏当ではない表現で反論された方がいらっしゃったことです。
これでは本質的な議論になるはずもなく、言葉の端を捉えて反論を繰り返すという悪循環に陥ってしまうことは明白ですね。感情が入るとなかなかうまく
事が運ばないことが往々にしてありますよね。
やはりここはご自身の考えを理解して貰うためにもお互いにすこしずつ歩み寄ったら発展的な議論ができると思います。
また、私にとって清水さんは共通の趣味を持った友人であり、決して信者とかそういうものではないんです。その辺りは長谷川さんも本当は分かっていらっしゃる
のではないかと思います。
ブルーグラスとカントリーは同じようなルーツを持ちながら、まるで兄弟喧嘩をするように歩んできたように思います。私も大学時分から何年もブルーグラスを
演奏してきました。今はカントリーを主に演奏していますが、レパートリーにブルーグラスの曲も多く含まれていますし、ブルーグラス仲間とは現在も付き合いが
あります。「カントリーの輪・・云々」というのは少し悲しく思います。
どうかもう少しお考えになって冷静かつ論理的かつ大人の論議をしませんか?
私も、そして清水さんもまたBBSのメンバーもそれを切望していると思いますよ。お待ちしております。 Glen
Glen様
大人の議論、つまりディベートですが、あそこでできるとお考えでしょうか?反論以前に「ここはあなたのくる場所ではない」とフレーミングしたり、ディベートに対して「土足云々」言ったり、常連のスキルの低さを考えてみてください。
カントリー対ブルーグラスという構図は違います。長谷川対清水です。年寄りをいじめる気持ちは毛頭ありません。老害が分かりましたので、回答を求める意味がなくなりました。
この記事をアップしてから、延べ79回、このページに直接アクセスがあります。Glenさんはサイト製作を仕事にされておられるようですので、よくご存知でしょうが、「清水敏夫」をキーワードに検索した場合、そのうち、このページがヒットするようになるでしょう。こんな不名誉なことは無いのではないですか?このページのアップを希望されたのも、無知な常連さんです。
現時点で、このページには、延べ122回の直接アクセスがあります。また、このサイト内の他のページからのアクセスを足すと503回になります。この数字には僕のアクセスは含まれません。(また、その間に、GoogleとMSNのロボットもデータを収集しに来ています。)丸一日でこれだけのアクセスがあるということは、この記事が、特定の人には非常に気になっているという証拠に他なりません。
しかしながら、コメントを付けていただけたのは、Glenさんただ一人です。気になっている人の多くは、反論するには十分な論旨を持っておられないか、単なる野次馬なのでしょう。あるいは、無言で問題提起を認めざるをえないのか。まあそういうことでしょう。(一部のヒステリックな自称・淑女は除きます/笑止千万)
はじめまして。私はどこの”宗教”にも属さずカントリーやブルーグラスを楽しんでいる者です。
長谷川氏の主張は極めて常識的な意見だと全面的に支持しております。
北海道から九州に散らばるわたくしの同好者達からも同意見を頂いておりますよ。
議論自体が無理な相手だと思います。
何人かの教養がある人を除いて、多くは、糾弾ではなく、問題提起だということを理解できていないわけですから、あそこで、議論自体が無理なのはよく分かりました。
まず、清水氏の名誉のために、氏は歳のせいで事の善悪の判断ができなくなっている、としておきますが、ここの掲示板への氏の書き込みは次のようになっています。(念のため、氏は後悔されていると思うし、今後はこんな反社会的な公言はなさらないはずです。)
「カントリー系音源でお入用のものがありましたらお申し付けください。私が持ち合わせていなくいても全国の仲間がサポートしてくれますので、ほぼ何でも入手できると思います。ご遠慮なくどうぞ。」
これは、全国的な違法コピー組織が存在し、自分がそれをまとめている、と公言された格好です。
つまり、氏のサイトに全国から集う人は、知らない間に、違法行為の共犯者にされてしまったわけです。(あるいは確信犯なのかもしれませんけれど…)
普通なら、これは氏に対して文句の一つも言って、自分は共犯者ではない、と主張するでしょう。でも、彼等はやりません。脳天気です。事が大事になった時、どう申し開きするのでしょう?不思議です。
う〜〜〜ん・・・・。長谷川さんのお気持ちも十分すぎるくらいにわかりますが・・・。
確かにフレーミング発言もあったことは私も確認しております。それに関しては私もあそこに出入りさせて頂いている者として長谷川さんにお詫びしなければなりません。申し訳ありません。長谷川さんの仰りたいことを理解した上で、また心中を鑑みた上で、それでも私は残念でなりません。
長谷川さんも清水さんも音楽を愛していらっしゃり、また著名な方々でもあります。そのような方々がお互いに背をむけるような形になってしまい、私ども音楽愛好家は路頭に迷ってしまったような気分です。
確かに掲示板には色々な方がいらっしゃいますし、議論にならないケースは他の掲示板でもよく見受けられます。しかしながら長谷川さんが著作物や意匠に関する権利にあまり興味がない人々に対して多少でも啓蒙しようとのお気持ちがあるのでしたら、あと少々のご尽力をお願いできませんでしょうか。清水さんも必ず理解して頂けると思いますし、もう既に理解されているであろうことは掲示板を見ても容易に想像できるかと思います。また、掲示板上にも著作権重視の書き込みが見られるようになりました。これは長谷川さんの問題提起の成果なのではないですか?
人間の思考は留まるところなく進歩・変化するものです。私も今の仕事に就くまでは著作について無頓着であった時期も確かにありました。しかし、認識は変わるものですし、私も変わってまいりました。同じように長谷川さんと清水さんのわだかまりが早く氷解して音楽のためにアライアンスをしていく日が遠からずくると信じています。それが今の私の最大の願いです。 Glen
Glen様
清水さんは、もうすでに後悔の域に達し、反省しておられると僕は考えています。ただ、ご本人が好んでその立場に甘んじていらっしゃるのかどうか分かりませんが、影響ある教祖として君臨されていますので、信者曰く、チンピラのような僕の問題提起には、清水氏ご自身のお城では決して同意されることはないでしょう。また、氏ご自身がそのようなことをしたら、あそこは崩壊します。
しかしながら、喉元過ぎれば熱さ忘れるで、氏ご自身は、問題提起を掲示板荒らしだと自ら発言されています。氏への戒めのためにも、この記事は残していかなければなりませんね。
2ch掲示板等に飛び火したら、日本のカントリーのコミュニティそのものが問われるかもしれませんが、氏はネットの怖さを理解していないのでしょう。
Glenさんのような方がいらっしゃることはカントリーのコミュニティにとって救いだと思います。
僕は、あえて、氏のサイト名やそこへのリンクをこの記事中に書いていません。また、悪行は確信犯ではなく、老害のなせることだとしています。武士の情けだとご理解ください。
>清水さんは、もうすでに後悔の域に達し、反省しておられると僕は考えています。
どうやらそのような感性を持ち合わせた方ではないみたいですよ。
>氏ご自身は、問題提起を掲示板荒らしだと自ら発言されています
聞き及びますと、氏は(師?)あちこちのサイトで実名と複数ハンドル名を使い分けて、
ある投稿記事に対する言いたい放題の批判や無責任発言をハンドル名で行う一方、実名で善人者然とした意見を述べるなど
一人二役三役を平気で演じていますね。
サイト管理人氏等から注意を受けても同様の事を繰り返し行っている所をみると思考回路にバグが生じているようです。
カントリーについて尊敬すべき知識をお持ちでありながら残念な事です。
老害のなせる技、という事にしておきますか。
mightywing様
ご忠告ありがとうございます。僕は信じたくありませんが、それが事実だとしたら、あまりにもネットをナメた行為ですね。
それが事実でなくても、他のことを全て「老害」と考えれば、氏の行動は理解できます。氏は、持ってはいけない道具(コンピュータ)を持ってしまったのでしょう。
僕のこのサイトでは、匿名を使ってもメールアドレスが必要ですし、メールアドレスを偽装しても、サーバのログでアクセス元は特定できます。名前は伏せますが、実際にシステムでアクセス拒否の設定をした困った人も一人います。彼の職場からのアクセスでは、忠告を表示するようにも設定してあります。
貴方の清水氏の掲示板における主張の骨子が明確で無かった上、論調が少し荒々しかったために反感をかってしまったと思っている。最初の「産業としてのカントリー…」は、新譜の紹介と普及を求めていると読み取れた。それが、「何を言いたいか…」という事で違法コピーの言及になったことだ。これではあの掲示板しか読まない人は「話が違うじゃないか、喧嘩をふっかけてきたのか」と思ってしまう。確かにコピーCDを配りまくるという点には問題が残る。しかし貴方は音楽関係者なのだから、その立場の人間からの”忠告”としてストレートに論ずべきではなかったのか。
貴方はそう言うが、反論する十分な論旨を持っていないのではない。ここにアクセスがいくらあろうが無かろうが私は関知しない。私は貴方の音楽家としての見識を知りたかったので、数回ここにアクセスし様子を見守っていた。今回の貴方の発言が、あの掲示板に一石を投じたことは間違いないだろう。昔こう言われたことがある。「お前の言っていることは正しいが、主張は間違っている」と。
Flying Finn様
ご意見、どうもありがとうございます。
「お前の言っていることは正しいが、主張は間違っている」とはご自身の投稿のことを書かれているのですよね?また、その言葉は一見立派な教訓に見えますが、よく読めば、論理が矛盾していますね。意見が正しければ主張も正しい、と考えるのが普通です。
新譜の宣伝に努めることと旧譜の違法コピーを広めることは、相反することであり、後者に至っては、自分の支持する音楽産業に対しての背任行為であるという意味で、僕の論旨は間違っていないと自信を持っております。僕が何者か知らない、あそこの人達には理解しがたかったでしょうけれども、それは清水氏がこちらの掲示板で書き散らしたことに対しても、こちらの読者は意味不明であったわけで、それについては50:50でしょう。あそこの常連に事情を分からせるには、僕の問題提起に対して、まず最初に、氏がコメントを出すべきでしたが、ご存知のように、氏は面倒な議論から逃げ、挙げ句の果てに「イヤな話題は無視するように」です。
また、僕の音楽家・演奏家としての見識は清水氏がよく知っておられるでしょう。評論家としても、ある部分では清水氏は僕に全く歯が立ちませんでしたから。ということで、僕は氏が後悔なさっていると考えています。
私がある方から言われたこの言葉は、よく読まなくても理論的に矛盾している。この方は儒教的な意味合いを含め、私に言ったことではないかと今も考えている。もう20年も前のことだ。貴方の論旨そのものは法的にも間違ってはいないよ。
おっしゃることは儒教的に「年長者には、たとえ正しい意見であっても逆らうものでない」ということでしょうか。僕は儒教は害だと思っていますから、その思想を支持しません。
ただ、「罪を憎んで人を憎まず」であれば、そのように考えています。
清水敏夫氏は、自身の掲示板で見解を求められ、#6757にてその見解を述べられています。柔らかい語り口であるが上に、そこに集う人達はそれを鵜呑みにしてしまうのでしょう。
このページでご意見を書かれた方、あるいは無言の読者の中でも、心ある方であれば、氏の見解をお読みになると、氏が如何に法を逸脱した考えを持っているかをお分かりいただけたことでしょう。また、著作物に対する配慮の無さ、倫理観の欠如は、音楽ジャーナリズムの一線で活躍されていた人間とは信じにくいことです。音源の複製と文献の引用は、法の上では区別されています。氏のような立場の人であれば、知らないではすみません。
ご自身から「老害」を暴露されたわけで、これにて、僕は問題提起をやめます。糾弾の意味も持ちません。記事を晒すだけにします。意味があるとしたら告発ですが、僕には何のメリットもありません。
カントリーのコミュニティに席をおかれる、心ある方(たとえば、Glenさんのような常識をわきまえた方)が危機感をお持ちでしたら、氏に進言するなり、間違いを正すなり、告発するなりを考えることには、意義があるでしょう。
「音源」等のコピーに関して金銭の授受があれば、これは「他人の褌で相撲をとる」という・・言わば問題外の状態だと思います。それをやらないにしても、、「音源」というものは、ミュージシャン(アーティスト?)が唯一無二のものとして自分の身体で作り上げた作品なんですよね。その対価として収入を得たりしているものと私は思っていますが、それを例えば公にコピーして配付・・・となれば、ミュージシャンだけが作り得た「音源」による本来の対価を得ることが出来ずに終わってしまう場合もあり得る訳ですよね。敬愛するミュージシャンの首を絞めるカタチにもなり得るわけで、これを、友だちや家族のためにやるのならともかく(私もやっています・・がは)、公にやっちゃあマズイのでは・・という事ですよね。ある音楽を愛するがゆえにやっている事が、やり過ぎるようになると自分の愛する音楽の首も・・・ということになり、この辺りのラインをしっかり引こうヨ!!といういうのが肝心なところなんでしょうね(法にも絡んでくる・・?)。
弁太郎様
分かりやすく言えばそういうことです。僕もアルバムが何枚もありますし、執筆著作も10冊は下りません。権利者として当たり前の主張です。
それはともかく、白状いたしますと、清水氏から貴重な音源のテープを送ってもらったことが、一度だけあります。ここの掲示板で知り合って数日後、博識な方だと考え、僕が好きな、あるマイナーなカントリー・ミュージシャンのことを質問しました。僕らの仲間では、けっこう知られたミュージシャンだったのですが、氏のボキャブラリに無いミュージシャンであったようで、氏は自分の掲示板にて全国のお仲間に情報を求められたようです。天に誓って書きますが、僕はその音源を所望してはおらず、そのミュージシャンのことが知りたいだけでした。しかしながら、また数日後、ご希望の音源を送った旨、掲示板に書き込みがあり、テープが送られてきました。びっくりしましたが、その行為は、ミュージシャンをサポートするための親切さだと思い、感動しお礼を申し上げましたし、音源の所有者が、僕の大学の大先輩であるということを知った時には、ご厚情に本当に感謝しました。また、その先輩からはお電話をいただき、とても温かい気持ちを感じました。
念のために書いておきますが、僕は演奏家として、ファンの人に「こういうのも聴いておいた方が良いよ」と音源をいただく機会が少なくありません。あつかましくも、これは法の下で言う私的使用だと考え、謹んで拝聴させていただいています。清水氏や先輩の行為(好意)もこれと同じだと考えています。
また、これには余談があります。僕が留守中に清水氏は電話をかけてきました。曰く、メディアはMDが良いかカセットが良いかということでした。電話を取った連れ合いは清水氏のことはよく知らないし、バンド仲間では無いことは分かったので、違法コピーにピンと来たらしく、MDは不調だと答えたのでした。実は不調なのはカセットデッキで、MDもDATも僕のところではちゃんと使えています。テープが聴けたのは、バンド合宿をしたときの宿のラジカセででした。そして後日、「MDをちゃんと修理しておくように」との氏の書き込みもありました。これは笑い話で済ませましょう。
ところが、その後、掲示板での度重なる違法コピーの示唆があったわけです。親切心は分かりますが、ミュージシャンには珍しい音源を渡しておけば満足するとでも思ったのでしょう。それは氏にとって過ちでした。また、そういう行為(好意)に何の後ろめたさも無かったのでしょう。その後は皆さんのよく知るところです。
清水氏には、僕の方からCDを数枚送らせていただいています。それは、氏が所望された僕が参加しているアルバムの公式なサンプル盤や、過去に出したアルバムの売れ残り、そして、こちらが聴いて欲しいプライベートなデモ盤です。念のため、二次配布は遠慮してくださいとの手紙も同封しています。
氏の老害は回りの心ある支持者の方もご理解されたと思います。つまらないことが大事にならないよう、しっかりと老人をサポートしてあげてください。
追稿を、 http://banjo.officeboya.jp/blog/archives/000143.html に書きました。
貴方は大学卒業以来音楽活動をされているので、著作権法をきちんと理解しているのかと思っていた。著作物を購入した場合、その利用者は家族(法人)の構成員に限られる。この「音源」を記録したものは、著作権法第30条によると、そこの構成員以外は使用が出来ない。たとえ他人が好意を持って贈ってくれたものであっても、権利所有者に無断で使用してはいけないのだ。
だから知人から贈られたものを権利所有者に無断で聴いている貴方の行為も違法である。贈られたものの内容が判明し権利所有者の承諾が得られない場合、きちんと理由を述べて返すのが返すのが本来の姿だ。この件に関し貴方は幾つかのサイトで何回も長文にて書きこみをしているが、自分のとった不法行為には気付いていないようだ。今回、私も貴方の指摘でよい勉強をした。ありがとう。
Flying Finn様
ご指摘の趣旨は正しいです。ただし、よく読んでいただければ分かるように、当方ではカセットテープは正しく聴けないのです。その中身を聴いて初めてどういうものだか分かります。分かったなら封印します。送ってくださった先輩には申し訳ないことですが、件のカセットテープは捨てました。また、ファンからのサンプル提供については、法(というよりもJASRAC)で許された、限られた枚数のサンプル盤というものがあります。それから、著作権法で言う「商用レコード」に値しない発行物もあります。そして何より、家族に準じるというファンの存在を無視できません。月に何度もサシで酒飲んだり一緒に風呂に入る間柄であれば、家族に準じるものと解釈しています。また、演奏に必要なバンド内でのサンプル交換が認められていることは、JASRACの友人に確認しています。親しくもないファンから違法コピーした音源を貰うほど愚かではありません。「権利者に無断で使用」とありますが、「無断使用」とはどういうことかお分かりでしょうか?法30条では、私的使用以外の複製は明らかに禁じられています。また、コピーガードやリージョンコードを解除しての複製については私的使用も認められていません。これを破って複製した人をまず責めなさい。
あなたは、無理矢理、話を硬直化させたいようですが、僕は違法コピーされた二次配布物は遠慮しますので、そこはご理解ください。なぜなら、演奏家・執筆家の他にソフトウェア関連の仕事もさせてもらっているから当然のことです。それよりも、あなたは、法解釈がある程度できるのであれば、あなたの親分や鈴木某をもっと教育するべきです。よろしいですか?
いくら親しくても友人は「友人」で、「家族に準ずる」人ではない。指摘されてから「あのテープはどうした、こうした」と言う前に、貴方は「自分はこうして対処しているんだ」と範を示すべきだ。今回の著作権については私も認識不足なところがあったが、貴方はこの道のプロだろう? 素人と同じレベルで対処していてはいけないぜ。それが貴方のポリシーなら仕方がないが。
清水氏は私の親分でもなければ教祖でもないし、とやかくいう間柄でもない。勝手に決めつけるな、と言いたい。これ以上、貴方に言う事はない。
Flying Finn様
>家族に準ずる
これについて、どういう人が家族に準じるのかご教示いただけませんか?僕は最初のアルバムを出す時にJASRACのパンフレットを貰って理解しました。かなり親交深く時間を共にする頻度も高い特定の人を指して家族に準じるというような内容でした。これはJASRACの判断で、法解釈とはまた違うとは思いますし、親交や頻度といった計量も曖昧だとは思います。
>清水氏は私の親分でもなければ教祖でもない
それは失礼しました。では、義理もないわけですね。
>「自分はこうして対処しているんだ」と範を示すべきだ。
前述のように、笑い話で済ませたわけですが、これではいけませんか?これで、答えになっていないなら、その後、清水氏の掲示板で行った問題提起が僕の対処だったとお答えしておきましょう。
法律の前でプロも素人も無いと考えます。
全然解かっていないね。
第30条 著作権の目的となっている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用することを目的とする場合は、その使用する者が複製することができる。
だから一緒に風呂に入るホモセクシュアルな相手関係でも、同じ屋根の下に暮らしていない限り X だ。ましてや「殿」と「家臣」なんていう関係は論外だよ。生計を共にする別居の子供の為に、父が買ってきたCDを母が複製し送ってやるのは合法だが、その使用範囲には制限がある。法律は複製を他人の為に家庭外に持ち出すことを禁じているんだ。私を含め、複製を送った清水氏も、その他からも黙って受け取り聴いていた貴方も同じように違法行為をしていたのさ。それなのにあの口調で”あれは僕の問題提起でした”だって? 浅はかな行為だったぜ。
Flying Finn様
その後、何度も何度もここをご覧いただいていたようですが、こちらは生業に時間を取られていました。返事が遅くなり申し訳なく思っています。
ご指摘の件、僕が昔理解した解釈とは違いました。今後はご指摘のことにも留意して注意深く事を運ぼうと思います。ありがとうございました。
さて、あなたは、かなりご立腹の様子で、語調が尖っていますね。時間が経って、もう落ち着かれましたか?かの掲示板で僕がその語調で書いたら、さぞやたくさん「不快に思う人」や「怒れる男」が登場されることと思います。ここでは今のところ、僕は不快には思っていませんし、悪意ある匿名の投稿はできませんので、ご安心ください。
それで、あなたの法解釈ですが、法30条の家庭内に準じるというところは分かりましたが、この条文は、私的使用の複製の範囲を定義しているだけです。もちろん、範囲外は違法ですが、使用に関して定義しているわけではありません。ですから、「これを破って複製した人をまず責めなさい」と申し上げました。そして、あなたに投げた質問で、「無断使用とはなにか?」がありますが、これについてもご教示いただければ幸いです。他の条に「使用」が定義されていることと思います。乗りかかった船ですから、けっして「自分で調べろ」と仰らないことを希望します。
あなたは「お前の言っていることは正しいが、主張は間違っている」と言われたというお話をされましたが、現状では、僕はあなたの投稿を、「お前の言っていることは正しいが、主張が無いじゃないか」と感じます。議論(ディベート)に加わる上で、自論の立脚点を明示するべきです。そもそも、僕の「新譜の宣伝や紹介もせずに、旧譜の違法コピーをすることは、自分の支持する音楽に対する背任行為である」という問題提起には、反対の立場を取られるのでしょうか?そうであれば、それに対する反論や新たな問題提起を下さい。投稿を読み返してみましたら、逆に、僕の問題提起に対しては同意されていると感じます。ということであれば、問題提起には同意しながらも、長谷川の言うことが気にいらないだけということでしょうか。もしそうなら、問題提起に対するディベートからは全然外れていますので、これでは議論にはなりません。ご自身の立場を明確にしていただくと、こちらは気持ち良いです。投稿を続けていただけるのであれば、ご一考ください。
私も違法複製をしたことがあるのだから、自分のことを棚に上げて他人を責めるわけにはいかない。「無断使用」とはその言葉通り、著作権者の承諾無しに著作権法第30条に抵触する行為を指す。極あたり前のことだ。第113条には「侵害とみなす行為」が記されている。
私は今回清水氏のサイトで貴方が採ったやり方に対し、快く思っていないのでこうした尖った論調を採っている。このサイトの書きこみから、理由をもう少し詳しく述べよう。
#6626 ここでは#6623のカツ@茅ケ崎氏のフォローをしているだけだ。
#6633 初めて違法コピーの件が書きこまれているが、ここでも単刀直入に問題提起を していない。
#6646 ここに到ってやっと論旨が違法コピーとなる。
数日前にも書いたが、後になってから「私が言いたいことは…」と状況暴露による個人攻撃をするんではなくて、最初からこのサイトに参加している人々に対しストレートに発言すべきなのだ。これでは10年間のネット生活でスキルを充分身につけた”ネット荒しが趣味”な人物としか思えない。私は貴方の「言っていること」が気に入らないのではなくて、「やり方、態度」に対して怒っているのだ。
Flying Finn様
著作権法をよくお読みになって分かったと思いますが、楽曲は、法22条にて、聴かせるということが、「上演」と定義され、著作者の権利であると定義されています。楽曲の著作者は国内の場合はほとんどをJASRACに管理を委ねていますから、JASRACの許可無しに「聴かせる」ことはできないわけです。ここでの議論上では楽曲というよりも商用音源と変えて考えた方が良いでしょう。音源の「無断使用」とは、権利者の許可無く「聴かせる」ことです。家庭内で聴いたり聴かせたりすることは私的使用にあたり権利者の許可は必要ありませんが、公衆に聴かせる場合は私的使用ではないので、権利者の許可が必要です。(法30条で言う複製の制限はこの上で定義されています。)たとえば、最近の判例では、ダンス教室での音源使用において過去数十年分の数千万円の音源使用料がダンス協会に課せられました。この場合、教室に通う生徒に課せられたのではなく、聴かせた(使用した)教室の無断使用が責められたのです。つまり、「聴く」ことに罪があるのではなく、「聴かせる」ことが問題なのはお分かりいただけるでしょう。
また、あなたの指摘した法113条では、違法コピーされたものを頒布することや頒布の目的を持って所持することが権利の侵害であると定義され、「無断使用」は定義されていません。
まとめますと、ネズミ小僧はクロだが、小判を投げ入れられた町人はシロだということです。ただ、町人にも倫理的な問題が残るでしょうし、これが音源ではなく、ソフトウェアのようにライセンスの明示があった場合は、町人はクロになります。
以上、法解釈はここまでで良いでしょう。
僕の論法がお気に召さないのは分かりました。それは、そのままあなたにも返しますし、無論、清水氏に対しても返しましょう。論に論で返すことをせず、匿名でフレーミングすることが当たり前になっている、あなた方の文化を僕は好みません。恥じるべきことです。あなたとの議論(にはなっていないが…)はここまでにしましょう。
JASRACは権利管理団体であり、警察機関ではありませんので、全ての著作使用状況を把握することは事実上できません。露見する違法行為は、内部告発や調査の結果です。音楽を啓蒙・支持する人、演奏家、作編曲家は、特に、著作物や権利に対する啓蒙をしておかなければ、不祥事を引き起こすことになりかねません。
さて、件の掲示板では、いまだ混乱が続いています。本来責められるべき悪意ある匿名投稿について言及することは無く、中には、言論統制とも取れる体制作りを提案する向きもあります。また、相変わらず、都合の悪い指摘を無視する傾向も強く感じられます。仮想敵(この場合は僕でしょう)を作り出して攻撃を煽るような、前時代的なことも行われています。この状況は、リベラルとは程遠い、半島の北の方でやってる鎖国と同じように感じます。
問題提起をさせていただきましたが、他所の掲示板やサイトの運営について、僕は関知しません。関知する価値がそこにあると思うでしょうか。僕はただ、個人的に知り合いになった人が、実は尊敬できない人だったということが分かり、残念に思うだけです。
このページをアップして以来、すでに600回以上の直接アクセスがあり、ページヒット数では2000を超しています。それだけ、興味を持ってご覧になった方が多かったことを記して、コメント投稿をこれでクローズします。
02/28追記:その後も同じ方々が何度もここをご覧になっているようですが、コメントを閉じましたので、新たな更新はございません。よろしければ、こちら( http://banjo.officeboya.jp/blog/archives/000143.html )のページを、タイムスタンプに注意してご覧になってください。