Historical Banjo Players

J.D. Crowe

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1937年8月27日ケンタッキー州レキシントンで生まれる。Flatt & Scruggs好きの父親からブルーグラスを仕込まれた。15歳の時にJimmy Martin & his Sunny Mountain Boysに加わり5年以上演奏をした。60年代後半には自分のバンドKentuckey Mountain BoysをRed Allen(g)、Doyle Lawson(m)と組んだ。Kentuckey Mountain Boysは70年代には若いTony Rice(g)、Larry Rice(m)の参加を機にThe New Southと名前を変え、その後のブルーグラス・バンドのお手本になるサウンドを完成させた。75年にはTony、Ricky Skaggs(m)、Jerry Dougras(dobro)という布陣で来日もした。現在もメンバーを換えて活動中。

J.D.のバンジョー・スタイルは、Earl Scruggsを基調としてJimmy Martinのリズムを模範としたハード・ドライビングなロールとバンドの性質上スローナンバーを弾くためのSonny Osborneばりのコード・プレイが中心になっている。J.D.のチョーキングはイモ以外の何者でもないが、いかにもブルーグラス・プレイヤーらしい。

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