Historical Bluegrass Bands

Jimmy Martin and his Sunny Mountain Boys

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1950年代最初にBill Monroe & his Bluegrass Boysに参加し、渋い喉と強力なリズム・ギターでハイ・ロンサム・サウンドを築き上げたJimmy Martin。50年代中頃、Monroeの元を離れ、Osborne Brothersの初代ギタリストとなるが、その後すぐに自分のバンド、Sunny Mountain Boysを組み、ブルーグラス界のJames Brownとして現在まで活躍している。

Sunny Mountain Boysは、あくまでもJimmyのバック・バンドという色が強いが、ハード・ドライビングなバンジョーとJimmyの強烈なギター・ランが独特のサウンド、リズムを誇っている。中でも初期に参加していたJ.D. Croweのバンジョー・スタイルはJimmy直伝と伝えられ、その後のバンドのサウンドを決定付けた。Jimmyのボーカルは喉を詰めた圧力感があり、やりすぎの感はあるが、歌のうまさはブルーグラス界でもトップクラスである。初期Sunny Mountain BoysのPaul Wiliams(m)とのデュエットは必聴に値する。

余談ながら、Jimmyの酒癖は、ジョークの定番になるなどして有名である。(ステージ上でメンバーを殴るとか、パーティーで暴れゲロを吐くとか…

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