Category :: Django Reinhardt

2013/11/02 長谷川光vs長谷川光 @ 新大阪オッピドムUpdate : 2013/09/27 Fri 19:15

2013-11-02

同姓同名のギタリスト長谷川光(ひかる)とベーシスト長谷川光(ひかり)は、同じジプシージャズを演奏するミュージシャンでありながら、まだ一度も会ったことがありません。ミュゼット・ジャズバンドの津田兼六さん(アコーディオン)と川瀬眞司さん(ギター)のサポートの得て、この日ついに奇跡のコラボが実現します。

2013年11月2日(土曜日)
OPEN 19:00 START 19:30
新大阪 オッピドム
大阪市淀川区宮原2-1-2
☎ 06-6151-8106
メールでのお問合せ

メンバー:
津田兼六 アコーディオン
川瀬眞司 ギター
長谷川光 ギター
長谷川光 コントラバス

フライヤーのPDFはこちら

アナログ音源のデジタル化Update : 2013/09/11 Wed 13:32

20〜30年後(成人するとあっという間に過ぎる時間です)にハイグレードなアナログオーディオシステムが一般に普及していないと思うので、今後の再生システムにアナログvsデジタルの音質の優劣について語ることはちょっと置いておきます。また、アナログ時代を人生でかなり共有してますので、アナログ時代のアルバム文化や再生システムへのこだわり等、玄人的な粋な部分も理解していますが、ここではスルーしますのでご容赦ください。

アナログ音源のデジタル化についてちょっと語らせていただきます。

(more…)

ジプシージャズギターのスケールUpdate : 2013/07/14 Sun 01:30

「ジプシージャズのスケール」とか「ジプシージャズの音階」というキーワードで検索して、このサイトや僕の別サイトを見られる人が多いようです。

スケール(scale)は日本語では「音階」と呼ばれますが、ある音を基準にして、そこから一定の規則で音を順に並べたものということになっているようです。通常、ジャズやポップスで使われているスケールは1オクターブ内で作られていて、たとえばCメジャースケールなら、ド~上のドまでの1オクターブの間に規則的に音を並べています。

ジャズでは、キーや特定のコード進行で使うスケールが様式化・理論化されていて、多種スケールと楽器ごとにその弾き方を覚えれば、ジャズ的な演奏がある程度行えるようです。

しかし、残念ながらジプシージャズ(あるいはジャズマヌーシュ)においては、ジャズ的なスケールの様式化はありません。ジプシージャズ独特のスケールも無いことは無いのですが、様式としてスケールを主体に演奏することはほとんどありません。テーマ〜アドリブ〜テーマで構成されるジャズ的な演奏であることは間違い有りませんが、ギターはスケールでは無くアルペジオ主体で演奏されます。アルペジオ、つまり分散和音はドミソの三声だけではなく、いくつかのテンションの加わった五声程度のアルペジオであることが多いですが、それはまた別稿で書きたいと思います。(もしかして、このアルペジオをスケールと呼んでますか?)

結論ですが、ジプシージャズのスケールを調べることにやっきになっているアナタ、時間の無駄ですよ。

実は、ジプシージャズのギター演奏で肝心なのは、スケールやアルペジオではなく、音の出し方、つまりピッキングなんですね。

続きはまた別稿で。

2013/07/30 マカフェリズム・セッション @ Blue DragUpdate : 2013/07/06 Sat 11:03

Django Reinhardt没後50周年だった10年前の2003年に、「Tribute to Django」というライブアルバムを関西のジプシージャズ・ミュージシャンと録音しました。もう絶盤になっていますが、日本のジプシージャズの夜明けにふさわしい好アルバムだったと思います。

下の写真はその録音の時のものです。みんな若いですね!

2013-07-30-poster

そのアルバムに参加した3人のギタリストが、東京のジプシージャズ専門老舗ライブハウスで10年ぶりにセッションします。

出演:川瀬眞司 gt 山本佳史 gt 長谷川光 gt

開場 19:00  START 19:30
1ステージ45分 2セットの予定
チャージ:2500円

会場:西早稲田 BLUE DRAG
住所:169-0051 東京都新宿区西早稲田3-20-6 スパイラルビルB1
電話/FAX: 03-6457-6933

アフターアワーズセッションがあるそうです。皆さん楽器を持ってお越しください。


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Teddy BunnUpdate : 2013/07/04 Thu 18:09

teddybunn

Teddy Bunnというギタリストは、戦前ジャズ、いわゆるトラッドジャズ愛好者には説明が必要無いくらいの重要人物です。Summertimeという超有名曲がありますが、同曲の作者であるSidney Bechetのオリジナル録音でのギター奏者だと言えば、ジャズファンなら、へぇそうか、くらいは相槌するでしょう。

戦後はエレキギターを弾いてR&B寄りのセッションマンになってしまいましたが、戦前はアコースティックギターでシングルトーンのソロを取る数少ないジャズギタリストとして、数多くのセッションに参加しました。Charlie Christianが電気ギターでジャズのソロを取り出してもなお、Teddy Bunnはしばらくはアコースティック・ギターでの演奏を押し通しました。

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