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前に書いたのですが、戦前に日本人が録音したジャズソングに昔から興味があって、いろいろ音源を聴いています。最近ではジャズソングだけではなく、いわゆる流行歌や戦時歌謡・軍歌の類いから童謡に至るまで、SP盤のスクラッチノイズが入っている物は何でも聴くようになってしまいました。まあ、元々ジャンゴのホットクラブみたいな戦前の音源ばかり聴いているわけですから、録音された音の悪さなどは全く気にしていないので、自然の成り行きだったかもしれません。僕はコレクターでは無いので、SP盤そのものを集めるまでには至っていませんが、最近のSP盤復刻物のコンピレーションCDなどは値段と内容が手ごろであれば、できるだけ手に入れたいと思っています。しかしながら、僕のお小遣いでは、普段からCDの購入資金などにはほとんど手が回らないわけで、主に図書館所蔵のCDやLPを借りてマックに取り込むのが関の山(それでも800曲以上取り込んだ)だったのですが、念願かなって、ついに強烈なボックスセットを買ってしまいました。「日本の流行歌史大系」がそのセットの名前です。
今月は毎週、外タレ・コンサートのサポートと前座で大忙しでした。その最後、ジャネット・クライン&パーラー・ボーイズの日本ツアー千秋楽は、24日(月)に渋谷クアトロでありました。僕らThe Rat Orchestraは、2004年11月に続き、再度、前座という光栄に預かりました。
今まであり得なかったことですが、今月は毎週のように外タレ大物のライブにサポートや前座で出演させていただいてます。昨日16日日曜日は、下北沢のラ・カーニャというところに、1960年代イギリスのロック・スターだったイアン・ウィットコムさんのソロ・ライブのお手伝いと前座で行ってきました。
僕自身はジャンゴのギタースタイルのフォロワーだと自覚しているのですが、僕がやっている音楽がジプシージャズ(Gypsy Swing/Gypsy Jazz/Jazz Manouche)だと呼ばれると、ちょっと違和感があります。なぜならば、僕はジャンゴのように弾きたいだけで、ジプシージャズをやっているつもりが無いからです。
と、ここまで読んで、「え?!ジャンゴってジプシージャズじゃないの?」と思う人も多いでしょう。実は違うんです。
本サイトは、本日開設10周年を迎えました。俗に10年ひと昔と言いますが、ネットの世界では、ひと昔は2年くらいには縮まっているのではないでしょうか。そんな中で、更新の頻度も多くありませんが、こうやって長い間続けてこれたのは、理解ある家人と親愛なる友人、そしてコメントや書き込み、ファンレターなどをくださる皆さんのおかげです。ありがとうございます。