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25日、従妹のお誘いで邦楽のコンサートに行きました。
従妹は、邦楽、それも尺八を学生時代から嗜み、10年近く普通の企業に勤めた後、尺八を極めるべく退職して、現在はNHK邦楽技能者育成会の第51期生として、邦楽のプロフェッショナルを目指しています。その彼女の師匠である石川利光さんが東京でコンサートを開くということで、急遽お誘いを受けて行ってきました。邦楽のコンサートなど、普段は行く機会がありませんので、非常に興味を持って楽しめました。また、いろいろ参考にさせていただくことも得ました。
尺八の石川利光さんについては氏のサイトをご覧いただくとして、当日のコンサートのことを書きましょう。コンサートはサマーアクションシリーズと題され、お兄さんでもある筝奏者の石川憲弘さんとのデュオがメインのプログラムでした。僕は、お二方とも、初めて知ったような邦楽の門外漢ですが、その道で活躍されている異色のご兄弟であるということは、MCからも伝わってきました。途中、各自ソロでの演奏曲目もありましたが、デュオでは兄弟ならではの息の合った演奏が楽しめました。また、曲目も肩肘張らない、邦楽を知らない人でも聴きやすいものを選ばれていたようで、同伴の嫁さんにも好評でした。
門外漢の率直な感想ですが、尺八の利光さんは、やや古典志向で、筝の憲弘さんはオールマイティかつ現代曲寄り、という感じを受けました。また、選曲によるのですが、今回の感じでは、筝がかなり引っ張って曲の演出をしていたように感じました。たぶん、筝の憲弘さんは邦楽だけではなく、例えばピアノなどで編曲もされるのではないでしょうか。僕にはモダンなコード解釈の編曲がよく聴こえました。音楽的な色合いが違う、お二人のコラボレーションには、可能性を感じますので、ぜひ今後も同じプロデュースでコンサート活動を続けていただきたいと思います。
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