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アメリカのマンドラはヴィオラと同じ調弦(C-G-D-A)ですが、ヨーロッパのマンドラはいわゆるオクターブマンドリンでマンドリンのオクターブ下に調弦します。アメリカ式の調弦の楽器はテナーマンドラと呼びます。
この楽器はマンドラとしてはかなり大きいのですが、オクターブマンドリンよりもスケールがかなり短いです。ショートネックのテナーバンジョー程度のスケール長です。
マンドリン族なので、本当は複弦4コースの8弦の楽器ですが、ナットとブリッジを加工して単弦5コースに改造しています。調弦はF-C-G-D-Aとなり、豊かな低音とコードの響きが得られました。