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このギターはCiganeというブランドのGJ-10という製品で、6年くらい前にアメリカのオークションでケースより安く落札した中国製超廉価ギターです。コストを下げるために工程を減らしたかなり安普請な製品ですが、形状や構造等はヨーロッパ製レプリカを研究して、一昔前のマカフェリコピーとは比べ物にならないくらい完成度高いです。なので、出音もそこそこです。
しかし、落札してみたものの、見た目がかなり安っぽいのでサブギターとしてステージで使うのも憚るような状況で、6年間オブジェとして壁に吊るしっぱなしでした。これではちょっとかわいそうだと1年くらい前から考えていて、ようやく対応を決めたのが今年のお正月でした。その内容は、1)塗装をフレンチポリッシュで塗り替える。2)8弦4コースの楽器に改造する。の二点です。2月末くらいからゆっくりと作業に入りました。
ポップスやラテン、モダンジャズまで守備範囲の広いクラリネット奏者・山本太郎と、ブルーグラスやウエスタンスイング、ジプシージャズの職人的ギター奏者・長谷川光。二人の共通項であるトラッドジャズ上で、Djangoスタイルを取り入れ、予てよりお知らせさせていただいていた1stアルバム「Django à la Clarinette」がようやく完成し、販売を開始しました。詳しくは下のバナーをクリックしてアルバム詳細ページを御覧下さい。
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1909年、Oscar Alemánはアルゼンチンに貧しく生まれ、生きていくために独学でギター演奏を修得し、1929年に渡欧の後、パリでJosephine Bakerのバックバンドのリーダーを務めました。またパリで売り出し中のDjango Reinhardtの親友として、同じようにジャズで単弦ソロを華麗に取れるギタリストとして、時にはお互いにトラ(ピンチヒッター)を務める間柄でした。欧州大戦が始まった頃にはアルゼンチンに命からがら逃げ帰り、パリで覚えたDjango Reinhardt風の演奏を、1980年に亡くなるまで終生行いました。全盛期には銀幕にも度々登場し、ある意味、アルゼンチンの国家的スターでもありました。
Oscar Alemánは500テイク以上の録音を残しました。ネットにある情報や書籍を参考にしながらOscar Alemánのディスコグラフィを作ってみました。
こちらで公開しています。⇒ Oscar Alemán’s Discography
ディスコグラフィとは完成しないものです。まだまだ修正が必要と思います。お気づきの点などございましたら、ぜひご一報いただけると幸いです。
Django没後50周年を記念して2003年にリリースした、日本国内のジプシージャズ黎明期の金字塔アルバム「マカフェリズム」の東西の残党が半年ぶりに集結し、初めて甲子園口でライブをします。
なんと日曜日午后のライブです。普段の夜のライブにお出かけしにくい方も是非お越しください。
会場:甲子園口 Dartmouth Club
西宮市甲子園口北町1-22 ラックス二番館 地下2階
TEL & FAX: 0798-66-4911
開場:14:30
開演:15:00
料金:2,500円(要1ドリンク注文)
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前日関西を発った船に乗って、この日は朝から大分に居ます。
大分郊外のおしゃれなカフェで、弾丸マカフェリーズこと「Gypsy Jazz Session」でライブさせていただけることになりました。昨年10月からほぼ半年ぶりに寄せていただきます。パリのカフェでジプシージャズの生演奏を観て楽しんだことはありますが、土曜日のお昼、大分のカフェでも同じように楽しんでいただけると思います。
開場 12:30
開演 13:00
料金 ¥2,000.-(1ドリンク付き)