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4年ぶりの開催になりますが、第16回を迎えた新宿・春の楽しいJAZZ祭りに今回も出演させていただきます。
新宿・春の楽しいJAZZ祭りは新宿文化センター全館を丸一日借りきって、館内13会場で40分刻みのライブが楽しめます。出演はプロからセミプロまで在関東の実力バンドが100を超すのではないでしょうか。地方からの来演もあります。演奏されるジャンルも戦前のジャズを中心に周辺の音楽となっております。
日本では、フラットマンドリン奏者と言えばブルーグラスを演奏する人が多く、名人も少なくありません。僕は弦楽器を50年にわたって演奏してきましたが、この素晴らしい楽器をブルーグラスの語法だけで演奏することがもったいないと思い、しばしばジャズの語法で弾くことがあります。また、口には出さないまでも、何人ものマンドリン弾きがジャズっぽく弾きたいと思っていることを筆者は知っています。この本は、マンドリンを弾けるけれど、マンドリンでジャズっぽく弾く弾き方がわからないような人に向けて書きました。
ジャズ曲をマンドリンで弾きたければ、ポピュラー1001のようなジャズ曲の譜面集を見ながらメロディを追えばそれで良いのですが、ジャズの語法で演奏するということは、それとはまたちょっと意味合いが変わります。少なくともジャズ的なアドリブを弾けた方が良いと僕は考えます。練習を嫌にならないように、できるだけ容易な方法でジャズっぽいマンドリンを弾けるように心がけた結果、こういう内容になりまし た。この本が、一人でも多くのマンドリン弾きのお役に立てば幸甚です。
掲載したタブラチュアはそのままテナーバンジョーやテナーギターでも弾けます(ただし、キーGの譜面はキーCでの演奏になります)。
こんな目次です。
現状、手持ち在庫はありません。販売はリンク先からだけです。続編や、他の楽器についても鋭意製作構想中です。
ご購入はこちら↓をクリックしてリンク先から!
構想20年、薄っぺらい書籍ですが、ようやく上梓できました。
僕は弦楽器一般を50年にわたって演奏してきましたが、ギターやヴァイオリンとは違い、バンジョーなど民族楽器に属するかと思われるような特殊楽器の練習を始めた時に、その教則本や教室があまりにも少ない現実にかなり失望しました。幸運にも、根っからの好奇心で音源を聴き込むことで一応の演奏方法を習得しましたが、もし、駆け出しの時に初心者用の入門書があったとしたら、 そんな無用の苦労をしなくても良かったことを実感しています。しかしながら、日本語で書かれたテナーバンジョーの入門書は今日でも皆無に近く、そろそろ演奏生命が終わりそうな自分がそれを書いておいたほうが良いと言う天命を受け、今回この書籍を出版するに至りました。
この本は、テナーバンジョーを所有しているけど、テナーバンジョーならではの弾き方が分からないような人に向けて書かれています。すでに一通りテナーバンジョーを演奏できる人なら、なんだ!と感じる内容かもしれませんが、初心者が練習を嫌にならないように、できるだけ容易な方法で本格的なテナーバンジョーのサウンドを鳴らせるように心がけた結果、こういう内容になりまし た。本書によって、一人でも多くの初心者が中級者〜上級者にランクアップできれば幸甚です。
掲載したタブラチュアをそのままマンドリンでも弾けます(ただし、キーFの譜面はキーCでの演奏になります)から、個人的にはマンドリン奏者の教養のためにもオススメしたいです。マンドリン演奏にも幅が出ることと思います。
こんな目次です。
現状、手持ち在庫はありません。販売はリンク先からだけです。続編や、他の楽器についても鋭意製作構想中です。
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ちょうど1年ぶりになりますが、マンドリンの秋元慎さんとのデュオ・ユニットThe String DUOのライブを、今回初めて銀座ロッキートップで行います。
マンドリンとギターで演奏する音楽は、古い古いアメリカ東南部の音楽です。現在ではカントリーと呼ばれる、かつてのヒルビリー音楽や、その派生型のブルーグラス音楽、さらにはそのルーツのオールドタイム音楽です。自称・国内最高のストリングバンド音楽をお楽しみいただきます。
日時:2023年4月7日(金)
会場:東京銀座 ロッキートップ
電話:03-3571-1955
18時半開店・19時半演奏開始 チャージ:2500円
コスプレという日本発の文化があります。プロのコスプレイヤーが居るのかどうかわかりませんが、二次元絵画からの三次元二次創作はアートとしても認知されています。僕はコスプレ文化は好きではないのですが、現代に生きる身としては認めざるを得ない一つの芸術かも知れません。
さて、僕の旨とする音楽に話を変えましょう。ルーツミュージックだけではなく、ポップミュージックにもフォロワーが居て、それらはコスプレに似た二次創作のように思えます。コスチュームでは無いのでプレイングプレイ、プレプレとでも呼びましょうか、アマチュア・ミュージシャンだけではなく音楽を生業とするプロミュージシャンでもコスプレのような演奏をすることが多々あります。二次創作を含めてアートと呼ぶならば、これも素晴らしいと思います。ただ、音楽の世界にはコピーと呼ばれる表現があります。いわゆるコスプレが二次元から三次元への発展であったのとは違って、音楽の場合は、演奏から演奏ですから、コピーというのは全くアートでは無いと考えざるを得ません。
音楽におけるコスプレとは、演奏のコピーではなく、演奏ポリシーを借りた二次創作だと僕は考えます。もし〇〇が■□という曲を演奏したら、という創作です。僕は40年もこの課題に取り組んできました。そして今、僕なんかが演奏するルーツミュージックは日本で始まったものではなく、完全に異文化なわけです。ですから、最近の僕は、異邦人である日本人が外国のルーツ・ミュージックを演奏したらという二次創作コンセプトで演奏し、その末席に居たいと考え活動しています。コピーではありません。