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さる有名なデザイナー先生の講演を神保町に聴きに行ったついでに、足を伸ばして銀座に行ってきました。銀座には月に何度か演奏で足を運ぶのですが、この日は演奏ではないために楽器を持たないで良いので、カメラをぶら下げていきました。右の画像は夜のアップルストアです。
うちにはテレビが無いので、僕はテレビを20年近く観ていない(映っているのを「見る」ことはある)のですが、他人の話すところや電車で他人が読んでいる新聞によると、どうやら、日本のサッカーチームがワールドカップでコテンパンにやられたらしいことが分かりました。それで、なんだかとてもうれしい気持ちになりました。
ちょっと前までの日本の歌謡曲には、大きく分けてポップスと演歌という区別がありました。ちょいと昔のニュー・ミュージックや今のJ-POPというのは、このポップスの区分に入ったと想います。歌謡曲論をここで打つつもりはありませんが、歌謡曲で言うところのポップスは、アメリカやヨーロッパの流行歌(時代によってジャズ、シャンソン、ラテン、ロックといろいろありますが…)を、(欧米での流行とリアルタイムで、)デッドコピーしないまでも、サウンド(曲風)というものに著作権が認めれているとしたら、ほとんど盗作と呼べるものばかりでした。また、一方で「カバー」という開き直った手法でのポップスも人気を獲得したことがあったようです。
前に書いたのですが、戦前に日本人が録音したジャズソングに昔から興味があって、いろいろ音源を聴いています。最近ではジャズソングだけではなく、いわゆる流行歌や戦時歌謡・軍歌の類いから童謡に至るまで、SP盤のスクラッチノイズが入っている物は何でも聴くようになってしまいました。まあ、元々ジャンゴのホットクラブみたいな戦前の音源ばかり聴いているわけですから、録音された音の悪さなどは全く気にしていないので、自然の成り行きだったかもしれません。僕はコレクターでは無いので、SP盤そのものを集めるまでには至っていませんが、最近のSP盤復刻物のコンピレーションCDなどは値段と内容が手ごろであれば、できるだけ手に入れたいと思っています。しかしながら、僕のお小遣いでは、普段からCDの購入資金などにはほとんど手が回らないわけで、主に図書館所蔵のCDやLPを借りてマックに取り込むのが関の山(それでも800曲以上取り込んだ)だったのですが、念願かなって、ついに強烈なボックスセットを買ってしまいました。「日本の流行歌史大系」がそのセットの名前です。