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謎の製作の後遺症でしょうか、両手の全ての指が痛いです。
カンナがけやヤスリがけを、長時間・同じ姿勢、同じ手の形でやったので、指の関節全てにストレスがかかったようです。製作を終えてもう一ヶ月が経とうとするのに、一向に回復の兆しがありません。
昨年はジャンゴ・ラインハルト没50周年ということで、ジャンゴが創り出した音楽にかかわり深い、ジプシージャズ(あるいは、ジプシースイング、マヌーシュスイング、ジャズ・マヌーシュも同義)という音楽ジャンルが、今、静かなブームだ。ジプシージャズのミュージシャン(ギタリスト)も、この機会に続々来日招聘され、新たなファンも増えたことと思う。我々、古くからのジャンゴ・フリークにとっては、うれしい状況になってきた。しかし僕にとって、いや、歴史上音楽上、ジプシージャズとジャンゴの音楽は、似て非なる音楽であることを書き留めておきたい。
ジャンゴがギターで演奏した音楽は、ジャズであった。ジャンゴがジャズを演奏した時代は、ジャズが最新のポップスであり、当時のジャンゴの存在は、今日のロック・ギタリストと同じだった。しかも、ギターでジャズを演奏し、自らがフロントラインでバンドをコントロールするということは、ジャズの歴史上、当時はかなり前衛であったと言える。つまり、かっこよかったのだ。
さる3月6日に大阪でやった街頭演奏の写真をドラゴン昌世さんからずっと前に貰っていました。旧聞ですが、掲載してみようと思います。