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初めての編成で、新宿三丁目にある居酒屋さん「呑者家銅鑼」の営業時間前に毎週末開催されているライブに出演させていただきます。13時から17時までの間にプロアマ4バンドが対バンで2ステージずつ演奏します。なんと、入場料は無料で、飲食は持ち込み可能、途中入退室OKという夢の様なライブです。
かつて、1990年代中頃、まだ日本でジプシージャズという言葉が囁かれなかった頃、僕は大阪でジプシージャズのバンド結成を画策したことがありました。
当時はまだミュージシャンとして活動をされてなかったギタリストの川瀬眞司さんに、ボタンアコーディオンの津田兼六さんをご紹介いただき、バンドリハを扇町公園で何度かやりました。しかし、神戸の震災もあり、リハは中断し、僕はそのまま東京に移住してバンド結成は立ち消えました。
東京で音楽から離れていた僕は知らなかったのですが、その後、川瀬眞司さんはミュージシャンとしてプロ転向し、津田兼六さんとコンビを組み、ミュゼット・ジャズ・バンドをスタートされました。やがて、パーマネントのベーシストとして廣田昌世さんが20代で参加されました。川瀬さんがメインのバンドをカフェ・マヌーシュにシフトした後も、ミュゼット・ジャズ・バンドは、これまでにたくさんのアルバムをリリースし、ジプシージャズ〜ミュゼット音楽の古株ユニットとして自他共認める素晴らしい活動をされていました。
また、津田兼六さんが指揮を取り、川瀬眞司さん、廣田昌世さん、僕、その他のジプシージャズミュージシャンが大阪梅田に集まって、Django Reinhardt没後50周年記念ライブアルバム「Maccaferhythm」の録音が2003年にありました。このアルバムの発表をきっかけとして、国内のジプシージャズが一気に盛り上がりました。
この5月に川瀬眞司さんが亡くなり、すでに100日が過ぎました。故人を懐かしむだけではなく、故人が悔しがるような演奏を僕は演って行こうと思います。廣田昌世さんの関東ツアーに合わせて、現在東京に住んでおられる津田兼六さんを引っ張りだして、また新たなサウンドに挑戦しようという趣向でございます。
新宿三丁目・呑者家銅鑼
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都営・営団地下鉄 新宿3丁目駅C6出口(エレベータ出口)目の前
[…] かつて、1990年代中頃、まだ日本でジプシージャズという言葉が囁かれなかった頃からの知人、ボタンアコーディオン奏者の津田兼六さんと、津田さんとミュゼット・ジャズ・バンドで活動されていたベーシストの廣田昌世さんと共に、一昨年、東京で一度だけ演奏した新しいユニット「Retro 3」、前日に甲子園口で初の関西公演があったばかりですが、関西第二弾となる本拠地Red Corner至近距離ライブがあります。。年に何度あるか分からないレアな組み合わせでのトリオ演奏ですので、見逃す手はありません。 […]
2020/02/14 Fri 16:57[…] かつて、1990年代中頃、まだ日本でジプシージャズという言葉が囁かれなかった頃からの知人、ボタンアコーディオン奏者の津田兼六さんと、津田さんとミュゼット・ジャズ・バンドで活動されていたベーシストの廣田昌世さんと共に、一昨年、東京で一度だけ演奏した新しいユニット「Retro 3」が、関西で初のライブを行います。 […]
2020/02/14 Fri 16:58