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神戸の地震を体験している身としては、揺れそのものにかなり敏感になっていまして、まして、今回のマグニチュード9の地震を東京で感じた揺れは、神戸の時に大阪で感じたそれの何倍も凄いもので、恐怖と緊張が続いています。しかも三連発で来た後に余震が百数十回あり、夜も寝れません。
うちは耐震建築が義務付けられる前に建てられたボロい一戸建てなので、今回のような揺れだと、いつ倒壊してもおかしくありません。最初の揺れの時に外に出たら、近所のブロック塀が今にも倒れそうになっているのを何箇所も見ました。余震の度に家がギリギリ鳴るのはほんとに嫌なものです。
そのような状況の下、根っからの関東人は揺れには鈍感なようで、12日に予定されていた新宿アコギ会のライブは予定通り行うとの連絡がありましたので、留守中、家人には何かあったら家をすぐ出るように伝えて、人出の少ない新宿で演奏してきました。
アコギ会には、つくば市在住のメンバーがいらっしゃるのですが、東京よりもさらに揺れが凄かったことと思います。つくばエクスプレスが不通なため、当然ながらライブには参加できませんでした。同様に、オーディエンスは出演者のみという寂しいライブでした。もちろん、終電まで打ち上げという恒例もこの日ばかりはキャンセルして、早々に帰りました。
帰宅後、余震続く中、いつでも逃げられるように、戸を締め切らず、服を着たまま毛布を被って横になりました。ラジオをつけっぱなしにして、カラランという緊急警報の音の度に何度も目を覚まし、結局ほとんど寝れませんでした。
月並みで申し訳ありません。東北・北関東で亡くなられた方にお悔やみを申し上げます。そして、被災された方、がんばって乗り切ってください。