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この木曜日から行われる第35回宝塚ブルーグラスフェスティバルで、この方と一緒に演奏することになりまして、ちょいと新兵器を持って行くことにしました。
じゃんじゃじゃーーん。右の画像がその新兵器で、さっき完成したばかりの初めて所有するオープンバック・バンジョーです。完成と言いますから、もちろん自作なんですが、ボディは20年ほど前に購入したSAGA BANJO KITのジャンク部品(元々はちゃんとしたKITだったが、部品を少しずつ他の楽器に流用したためにKITでは無くなっていた)に、やはり20年ほど前に少しずつ買い置きしておいた新品の部品と、他人から貰っておいたジャンクパーツで1時間で組み上げました。それで、ネックをどうしようか考えたあげく、4年ほど前に買ったEPIPHONEのバンジョーに元々付いていたリプロ・ネックが放置(その楽器もネックを自作して付け替えた)されているのを思いだし、コーディネイターロッドの位置を調整して付けてみました。頭デッカチの不細工なバンジョーになってしまいましたが、White Ladyトーンリングやウォルナット材のネックと相まって、とってもメローなサウンドが気に入っています。
オープンバック・バンジョーと言えばオールドタイム・ミュージックを演奏するための楽器だと言っても言い過ぎでは無いのですが、僕はオールドタイムのクロウハンマー奏法ができないので、この楽器はもちろんフィンガーピックを着けてスリー・フィンガーで弾くようにセットアップしました。また、どうせならと、太い弦を張ってチューニングを5度低く調弦しています。識者の人ならお分かりでしょうが、あの人と同じですね。
弾いてみて、オープンバックは軽く、腰の弱った僕はとても気に入りました。もしかしたら、重たい普通の5弦バンジョーには戻れないかもしれません。
Openback Banjo 初所有、ですか。どんな楽器を用意なさるのか興味津々でした。アンバランスさの中にもしっかりとした自己主張が感じられる楽器ですね。