音楽人生忘備録#7

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音楽人生忘備録#7Update : 2013/10/17 Thu 02:31

40年くらい前の曖昧な記憶から、音楽を軸に忘備録を書き始めて10年分くらいは書きました。中学〜高校〜大学は学年ごとにキーになるトピックが有って、それを中心に思い出せば時系列に記憶が繋がっていくのですが、大学のクラブ行事への参加頻度が少なくなってきた頃から、この時系列な記憶の感覚が麻痺してきます。不確かな記述が多くなりますが、誤認識をご指摘賜れば幸いです。

記憶が曖昧なので人名はほとんど忘れましたが、文中の人名は実名です。曖昧な記憶の中でも強烈に覚えてるという証です。フルネームで書きませんのでご容赦ください。

記憶が曖昧なのは変わりありませんが、23歳の年（1983年）は、演奏の録音がたくさん残っているので、無くなった記憶をライブテープがリペアしてくれそうです。

大賀さん提供

3月13日第二回OJIN-OBAN GRASS CONCERTが、大阪梅田堂山のバナナホールで開催されました。この時は、前回のBanjo & Bassデュオに味をしめて、僕はパーマネントなバンドではなく、僕のバンジョー中心にしたアンサンブルで演奏したみたいです。（記憶から欠落してましたが、大賀さんの資料およびご指摘で分かりました。）

前年後半に組んで、三宮のLiberty Bellというお店でハウスバンドのように可愛がっていただいた、Liberty Ramblersというバンド（僕がバンジョー、4年生のギター水谷くん、3年生のベース細畠くん、2年生のマンドリン小寺くん）は、水谷くんが卒業するということで、この年の3月までには解散したと思います。ただ、お店の方からは演奏を続けて欲しいという要望が有ったと記憶しています。そこで融通の効く代わりのギター＆ボーカルがなかなか見つからずに居ましたが、小寺くんの同級生のバンジョー弾きの赤澤くんを、歌が上手いということでスカウトし、あらたにCountry Childrenというバンド名でスタートしました。このバンドはジャムセッションでずるずるライブすることを避けるために、スタート時に演奏ポリシーを決めました。往年のClassic Country Gentlemenをフルコピーして、オールドファンのご機嫌を伺おうということになりました。それで、一回目のライブを演る前にかなり時間を掛けて関大の経商学舎にあった就職準備室にてリハーサルを行いました。僕がバンジョー、4年生のベース細畠くん、3年生のマンドリン小寺くんとギター赤澤くんという解散まで不動のメンバーでした。

それから、Bela Fleck、Tony Trischka、Bill Keithのトリプルバンジョーアルバムを聴いて感動し、自分もそういうのを演ってみたいと思い、関大ブルーグラス同好会創始者の小寺さんや赤澤くんらを巻き込んで、Banjo Feverというバンジョー弾きばっかりでアンサンブルを行うバンドを冗談で組んでみました。そしたら、けっこうみんな本気なので、夏の宝塚ブルーグラスフェスティバルで演奏しました。

今をときめくバンジョーの有田さんが活動拠点を大阪から東京に移したので、この年の春ぐらいから、フィドルの岸本さん率いる「大阪バンド」と、マンドリンの村上さん率いる「Southern Train」に、僕は後任バンジョー弾きとして参加しました。この両バンドとも、大学時代の盟友、ギター中井くん、ベース渥美くんが一緒でしたので、かつて知ったるリズム隊と気持よく演奏させていただきました。この2バンドも宝塚フェスで演奏しました。

この年は勢い付いて、Country Childrenで8月終わりの箱根フェスに遠征しました。さらに、もっと勢いづいて、赤澤くんと二人なのにBanjo Feverでのエントリーしてしまいました。二人では格好が付かないので、東京に移った有田さんにも手伝ってもらってトリプルバンジョーで演奏しました。

箱根フェスには関大ブルーグラス同好会の可愛い女子の後輩も二名同行しました。彼女らとCountry Childrenの男四名で、ロングボディワンボックスをレンタカーした珍道中が楽しかったことを今でも少し覚えてます。前年ヒッチハイクで行って道路を覚えたつもりだったので、地図も無しで適当な移動でした。

宝塚ブルーグラスフェスは8月だけではなく、別に秋の一泊フェスもありました。前年から組んでいた、マンドリンの前田さん率いる「ほんにゃらごっこ」（バンジョー僕、ギター樫村くん、ドブロギター山海くん）の録音テープが残っているので、この年の宝塚秋フェスで演奏したようです。前田さんはプー太郎でしたが、樫村くんはもう社会人になっていたと思います。