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コスプレという日本発の文化があります。プロのコスプレイヤーが居るのかどうかわかりませんが、二次元絵画からの三次元二次創作はアートとしても認知されています。僕はコスプレ文化は好きではないのですが、現代に生きる身としては認めざるを得ない一つの芸術かも知れません。
さて、僕の旨とする音楽に話を変えましょう。ルーツミュージックだけではなく、ポップミュージックにもフォロワーが居て、それらはコスプレに似た二次創作のように思えます。コスチュームでは無いのでプレイングプレイ、プレプレとでも呼びましょうか、アマチュア・ミュージシャンだけではなく音楽を生業とするプロミュージシャンでもコスプレのような演奏をすることが多々あります。二次創作を含めてアートと呼ぶならば、これも素晴らしいと思います。ただ、音楽の世界にはコピーと呼ばれる表現があります。いわゆるコスプレが二次元から三次元への発展であったのとは違って、音楽の場合は、演奏から演奏ですから、コピーというのは全くアートでは無いと考えざるを得ません。
音楽におけるコスプレとは、演奏のコピーではなく、演奏ポリシーを借りた二次創作だと僕は考えます。もし〇〇が■□という曲を演奏したら、という創作です。僕は40年もこの課題に取り組んできました。そして今、僕なんかが演奏するルーツミュージックは日本で始まったものではなく、完全に異文化なわけです。ですから、最近の僕は、異邦人である日本人が外国のルーツ・ミュージックを演奏したらという二次創作コンセプトで演奏し、その末席に居たいと考え活動しています。コピーではありません。
拙CDアルバム、地味に無料配布をやっていますが、今日現在、多くの方にお申し込みいただいて、幸いにも事業として成立しています。このペースであれば、品切れになることはまず無いと思いますが、事業期間というのがいずれ終了しますので、その際は無料配布を終えることになります。無料で聴きたいとお考えの方は、早めにお申し込みいただいた方が良いと考えます。
さて、先日ライナーノーツのようなものを書き認めましたが、マニア向けに使用楽器などを追記したいと思います。
アルバムAdieu et Bonjourは製作費を倹約するために、ライナーノーツの読物やブックレットが付属しませんので、このページをライナー代わりに読んでくださると幸いです。
表題の「Adieu et Bonjour」は僕の新譜CDのアルバムタイトルです。
4月1日追記:
事業期間が終わりましたので、無料配布を終了いたしました。下のボタンはオンラインショップにリンクしています。
昨年秋、佐渡の名ブルーグラス・プレイヤー飯田徹さんから、アルバム製作のご依頼を頂き、年を跨いでようやくこの春にリリースが叶いました。