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2014年3月1日、ちょっと小雨がちらつく中、第二回目となった表題の集いに参加しました。
関西大学ブルーグラス同好会は現在廃部状態ですが、1970年代から80年代中頃までかなりの部員数を誇ったクラブで、出身者は現在でも現役で演奏する人が多いです。
そのため、日本各地で行われるブルーグラス・フェスティバル、特に関東以西のフェスは、関西大学ブルーグラス同好会のプチ同窓会の様相を呈しています。ただ、地域に特化したOB・OG会は、これまで大学の地元である関西でしか開催されませんでした。また、最近は高齢化に伴い、頻繁に開催されることも無くなりました。
卒業して20〜30年以上経って、何割かのOB・OGはは大阪以外の土地に定住することを決め込んで暮らしていますが、とりわけ首都圏にはその人数が多いことが分かってますので、それでは東京でOBOG会を開催してみようじゃないかという試みが2013年秋に初めて行われました。ブルーグラス音楽のクラブのOBOG会ですから、寄り合いのメインイベントはジャム・セッションになることが想定済みでしたので、幹事の梶野君の計らいで、会場は新宿のカラオケボックス大広間になりました。いざ集まってみたら(懐古趣味かもしれませんが)、密室で繰り広げられるそのジャム・セッションの楽しさは、数十年前の現役時代以上でした。その快楽が忘れられず、いや、少し忘れかけた頃に再度開催の計画を建て、それが昨日行われたわけです。
特に今回は、関西大学ブルーグラス同好会草創の志でいらっしゃった小寺さんや、関西在住の僕の同級生が参加してくださるということで、この日を大変待ち遠しく思っておりました。6時間飲み放題の場に単に集まって昔話をするだけではなくて、完全防音の密室が会場ですから、お約束通り、昔とった杵柄も現役の演奏もゴチャマゼでノンストップのジャムセッションを行いました。
参加者は首都圏在住のOB・OGだけではなく、、関西から小寺さん、中井君が駆けつけて下さり、半東京在住の松尾君も関西に帰る飛行機の時間まで参加してくれました。また、関西大学ブルーグラス同好会創部以前の関西大学民謡研究会で世襲バンドSouthern Mountain Boysのメンバーでいらっしゃった後藤さんもお越しいただけました。それから、僕などが現役時代に毎日関大にいらっしゃった祇園さんや、現在僕が東京でお手合わせをして頂いている谷口さんや同志社OBの亀井君も参加してくださって、大変濃厚なジャムが続きました。久しぶりにブルーグラスのジャムセッションを楽しませていただきました。
(僕は演奏中の写真を撮っていないので、梶野君撮影の写真を勝手に拝借しました。)
最初の乾杯の音頭を取る前、小手試しにLittle Cabin Home On The Hillという大昔の曲をジャムしました。曲が終わった瞬間、関西大学ブルーグラス同好会のリズムが今も生きていて、出身者の体に染み付いていることがあらためて分かりました。
楽しい会をありがとうございました。梶野君またお願いします。